
VfBシュツットガルトは昨年6月にジュビロ磐田からDF伊藤洋輝(22)を1年レンタルにより獲得しているが、すでに買い取りオプションを行使しているようだ。28日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
同選手は2020シーズン以降、ジュビロ磐田でレギュラーに定着すると、昨季途中にVfBシュツットガルトへレンタル移籍。当初はU21チームに合流していたが、プレシーズントレーニングでペッレグリーノ・マタラッツォ監督から高い評価を受け、2021/22シーズン開幕をトップチームで迎えている。
そして昨年8月28日開催の第3節・SCフライブルク戦でブンデスリーガでのデビュー。今季ここまで公式戦24試合でピッチに立つなど、海外挑戦1年目ながらも多くの出場機会を得ている。
そんな伊藤洋輝の取引内容については、レンタル料が10万ユーロ(約1300万円)であることにくわえて、40万ユーロ(約5200万円)による買い取りオプションが盛り込まれていると昨年11月末にドイツ紙『キッカー』が報道。シュツットガルト幹部は買い取りオプション行使を望んでいると伝えていた。
しかし、『ビルト』は「シュツットガルトは1月にイトウの買い取りオプションを行使した。40万ユーロの支払い義務があった」と報道。両クラブからの公式発表は行われていないものの、伊藤洋輝がすでにシュツットガルトへ完全移籍したと伝えている。
なお、シュツットガルトの守備陣では、契約期間が来年6月までであるDFマルク=オリバー・ケンプフ(26)が以前から契約延長オファーを拒否。今季終了後に契約満了により退団する可能性が取りざたされている。
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