アナタはガラケーで利用されている3G回線サービスが、2022年3月末から順次終了されるのをご存じだろうか? ところが、MMD研究所が2022年2月に実施した調査によると、ガラケー(フィーチャーフォン)ユーザーの16.1%がその事実を知らなかったという。auのガラケーユーザーが現在どのくらいいるのかは定かではないが、もし、何も知らずに4月1日を迎え、突然電話もメールもできなくなり大混乱になるかもしれない……。
ガラケーユーザーは2,200万人! それでも16.1%が3G回線サービス終了を知らない……
総務省の調査によると3G回線を利用した携帯電話は、2021年9月末時点で2,200万件以上の契約数があったそうだ。
にもかかわらず、2022年3月末でauが3G回線サービスを終了するのを皮切りに、2024年1月下旬にはソフトバンクが、2026年3月末にはドコモも3G回線サービスを終了する予定である。
そんななか、MMD研究所が2022年2月に実施した「2022年シニアの3Gサービス終了に関する実態調査」によると、なんとガラケー(フィーチャーフォン)利用者の16.1%が3G回線サービスが終了することを知らないと答えたという。

実際、どのくらいの人がいまだにauのガラケーを使っているのか分からないが、4月1日から突然電話もメールもできなくなれば大混乱になるのは必至だろう。

3G回線サービスが終了するとどうなるのか?
それにしても、3G回線サービスが終了した後ガラケーはいったいどうなってしまうのだろうか?
最初に2022年3月末で3G回線サービスを終了するauでは、もし、何もせずに2022年4月1日を迎えてしまうと、3G携帯は自動解約となるが(解約料はかからない)、電話番号とメルアドは無料で保管されることになっている。
そのため、4月以降でも同じ電話番号でauの4G LTE/5Gに新規契約(事務手数料は無料)することが可能。しかし、その受付期間は2022年6月末までとなっているので注意しよう。
もちろん、auではガラケーを使っているユーザーに対して、au VoLTE対応の携帯電話(フィーチャーフォン)やスマホに無料で交換できるサービスを実施中だ。
無料交換の代替え機種には、2021年8月発売の京セラ「GRATINA(KYF42)」や2021年11月発売の「かんたんケータイライト(KYF43)」などが用意されているので、どうしてもスマホに乗り換えたくない高齢者も安心だろう。
ただし、4月に入ると慌ててauショップを訪れる人で混雑している可能性もあるので、今すぐ相談しに行ったほうがよい。
「3Gサービスが終了した後どうなるか?」については、こちらの記事で詳しく解説しているので、不安な人は詳細を確認してみてほしい。

まとめ
いかがだろうか? いよいよ2022年4月から順次ガラケーが使えなくなる。もし、田舎に住む高齢の両親がいまだにauのガラケーを使っているなら、今すぐこの事実を教えてあげたほうがいいだろう。
3G回線サービス終了までは、ソフトバンクがあと2年、ドコモでもあと4年しか猶予はないのである。
文=すずきあきら/編集・ライター
文・すずきあきら/提供元・オトナライフ
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