「フリーランスの稼ぎ」はデータで表せない?
本記事の要点を整理します。
- 数値的に見れば、フリーランスは会社員よりも稼げない
- 職種によって稼ぎは大きく変わる
- 経費や控除、働き方が多様なため、純粋な収入を把握するのは難しい
フリーランスは、会社員と異なり働き方や経費、控除などのあり方があまりにも多様です。そのため、見かけ上の平均年収は出せても、会社員と同じ感覚でとらえられる「フリーランスの実質年収」をデータで表すことは不可能と感じます。実際、わたしも自分自身の正確な実質年収はわかりません。
そのため、「フリーランスは稼げる」「稼げない」という議論は、そもそも論拠となるデータが「年収をどう定義するか」によって答えが大きく変わってしまうため、あまり意味はないでしょう。
あくまで大切なのは、「見かけの収入」ではなく「生活の豊かさ」です。見かけの収入を知るより、フリーランスの幸福度や充実度をデータ化したほうが、生活実態を把握できるかもしれませんね。
(執筆:齊藤颯人 編集:泉)
【関連記事】
・フリーランスで爆死しないためのリスクマネジメント 〜独立、その前に!〜
・仕事の名義、正解ってあるの? ~フリーランス、名義をどうするか問題~
・フリーランスの名刺論 〜それ、覚えてもらえる名刺ですか?~
・"祈られない" 営業方法 ~提案の正解、たぶんこれです~
・フリーランスのアンガーマネジメント ~ちょっと待て、その一言がブタのもと~