石原慎太郎元都知事へ、心より哀悼の意を表します

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日、元東京都知事の石原慎太郎氏がお亡くなりになるという衝撃的なニュースが駆け巡りました。

毀誉褒貶の激しい方でありましたが、稀代のリーダーシップによって様々な功績とインパクトを残してきた政治家であることは疑いありません。

私個人との関係で申し上げれば、やはり百条委員会で対峙をさせていただいたことは振り返らざるを得ません。

豊洲市場移転問題を巡って百条委員会に出席された石原慎太郎氏に対しては、出席に至る政治的なプロセスや当日の激しい追及も含めて、様々な非礼があったことは改めて心より申し訳なく思います。

過去のブログ記事や著作「贖罪」でも記載させていただきましたが、百条委員会やその調査には一定の意味があったとは思う一方で、

石原慎太郎・元知事による意思決定の不透明さを責め立てながら、小池百合子知事のそれには意図的に目をつぶってきたことは、許されざるダブルスタンダードであったと深く反省をするばかりです。

実はその後、著作を上梓した際に謝罪の手紙をしたためて送付し、それは関係者を通じて受け取っていただいたことを確認できました。

ご存命のうちにいつかお目にかかり、謝罪の言葉をお伝えしたいと願っておりましたが、大変残念ながらそれは叶わなくなってしまったことは慚愧に堪えません。

訃報が流れたとき、上記の経緯から私に対しても厳しいコメントがあり、それらはすべて真摯に受け止めたいと存じます。

心より哀悼の意を表しますとともに、都政を中心に残された功績を時代へと引き継いでいけるよう、精進を重ねて参りたいと存じます。

どうぞ安らかに。

参議院議員
元東京都議会議員
音喜多 駿

叶わなかった石原慎太郎元都知事への直接の謝罪
(画像=石原慎太郎氏Twitterより(編集部)、『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年2月1日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

文・音喜多 駿/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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