メンズファッションのクラシック回帰により、再び注目アイテムとなっているタイピン(タイバー)。そこで今回ご紹介するのは、クラシック天国のイギリスを代表するPaul Smith(ポールスミス)のタイピンです。
世界を股にかけて活躍するポール・スミスの目を通して作られるタイピンとは、一体いかなるものなのでしょうか。いざ、世界的に人気のブランドのタイピンをとくとご覧あれ。
目次
「ポールスミス」とは?
ポールスミスのネクタイピンの特徴と魅力
「ポールスミス」とは?
ポールスミスの概要
ポールスミスはノッティンガム発祥のブランド。同市出身のファッションデザイナー、ポール・スミスが興しました。
当初は自転車競技の選手を目指していましたが、不慮の事故に遭いその道を断念。その後、交友関係において芸術やテキスタイルに傾倒し、1970年、ノッティンガムにアパレルのセレクトショップを開店。同年代半ばより、メンズを中心としたオリジナルブランドを展開。1976年、パリ・コレクションに初参加。
1998年、FIFAワールドカップフランス大会においてイングランドの公式スーツのデザインを担当。
2008年から、マンチェスター・ユナイテッド・FCの公式スーツのデザインを担当。
2017年から、日本の被災地支援のため、ツール・ド・東北のチャリティに参加。同年はオリジナルジャージ、翌年は応”縁”バンダナのデザインを担当。
大英帝国勲章を始め、数々の勲章・賞を授与されたその実力は、72歳の今でも衰える気配はありません。
ポールスミスの定番アイテム・ラインアップ
財布
定番はポールスミス独自のストライプ柄を活かした財布。温かみも持ち合わせたポップで軽快なストライプは、毎年、さまざまなデザインに落とし込まれます。そのほか、アートに造詣の深いポール・スミスならではの、デザイナー直筆のドローイングシリーズ、写真をプリントしたシリーズなどが定番です。
カフス
カフスにおいてもストライプ柄は毎年健在。縦に横に斜めにサイドにと、縦横無尽に、軽快にカフスを彩ります。シマウマや車など、ポールスミスらしい、ユニークでキュートなモチーフも魅力です。
ネクタイ
もちろん、ここでもストライプ柄は健在。そのほか、イギリスらしいペイズリー柄、レジメンタル柄などが揃います。さらには、キャンバスに描かれた絵画のようなデザインのネクタイも、各シーズン発表されています。
ポールスミスのネクタイピンの特徴と魅力
ポールスミスは、継続的にパリ・プレタポルテ・コレクションに参加するほど、世界的な人気を持つハイブランド。ブランド力という視点で見ても、どこへ出しても恥ずかしくありません。
とはいえ、タイピンを始めとした日本のポールスミスの品は、日本企画のライセンス商品。しかし、だからといって、ライセンス品が一段劣っているというわけではありません。
ライセンス品も全てポールスミス本社の監修済み。イギリスらしいユニークなエッセンスはそのままに、日本の土壌に合うリアルなタイピンに仕上がっています。加えて、ハイブランドとしては入手し易い価格設定も魅力です。