【Windows 11】ノートPCを開いたまま「クラムシェルモード」機能を使う方法

ノートPCを閉じたままでも、外部ディスプレイが利用できるクラムシェルモードは、テレワークで自宅でPCを使った業務を行うときには欠かせない機能のひとつだという人も多いことだろう。

しかし、クラムシェルモードを長期間使い続けると、ノートPCの劣化が早まってしまうので注意が必要だ。クラムシェルモードにしてノートPCを閉じたままにしておくと、PC内部に熱がこもってしまうために、ディスプレイやバッテリーの劣化が進む。

ノートPCのディスプレイはカバーを開いて使うことが前提なので、ディスプレイの保護膜は高温での耐久性が弱い。クラムシェルモードで高温にさらされ続けると劣化が早まってしまう。

また、ノートPCは電源を入れているときの排熱がカバーを開いた状態で排熱しやすいようにできている。クラムシェルモードで長時間閉じたまま電源が入った状態での排熱には対応していないので、内部に熱がこもりやすくなる。そのために、高温になりやすいバッテリーの劣化も早まる。

そこでおすすめなのが、ノートPCを開いた状態でクラムシェルモードを利用することだ。ノートPCを開いた状態で排熱しやすい状態にする。その上で、Windows 11ではノートPCのディスプレイを切って外部ディスプレイだけを利用するように設定できる。

ノートPCを開いた状態でクラムシェルモードにする変更方法は次のとおりだ。外部ディスプレイやキーボード、マウス、電源をノートPCに接続したら、Windows 11の「設定」を開く。

【Windows 11】ノートPCで「クラムシェルモード」を使う方法!
(画像=Windows 11の「スタート」から歯車マークの「設定」を開く、『オトナライフ』より 引用)
【Windows 11】ノートPCで「クラムシェルモード」を使う方法!
(画像=左ペインで「システム」を選択して「ディスプレイ」をクリックする、『オトナライフ』より 引用)
【Windows 11】ノートPCで「クラムシェルモード」を使う方法!
(画像=ノートPCのディスプレイを選択する。ディスプレイの選択の右下の「表示画面を拡張する」をクリックして、「このディスプレイの接続を切断する」と表示されたらクリックする、『オトナライフ』より 引用)

するとノートPCのディスプレイの表示が消えて、外部ディスプレイだけで使えるようになる。

この方法は、ノートPCを開いたまま置かなければいけないので、クラムシェルモードのメリットは少ないかもしれない。しかし、ノートPCの劣化を防ぐという意味ではとても効果的な方法だ。さらには、ノートPCの冷却台とも組み合わせると更にいいだろう。

※サムネイル画像(Image:diy13 / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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