食べたり飲んだりするのが大好きなので、食に対する制限をできるだけかけることなく、健康を維持したいと、虫の良いことを考えています。
しかし、そんな方法は残念ながら存在しません。体重増加をある程度抑制する方法はあるとしても、人間は基本的には食べた分だけ太るのです。ウエイトコントロールは、増えた分を如何に減らすかにかかっています。
例えば運動です。私も一日1万歩を目標にウォーキングをし、毎日トレーニングを自室でしています。やらないよりはマシでしょうが、この程度の運動をしたから、食べても太らないということはありません。
また、ネオスカルプトも相変わらず続けていますし、サプリメントや糖質の吸収を抑える薬を飲んだりすることもあります。これらもやらないよりはマシという程度だと思います。
やはり「ウエイトコントロールは食習慣が8割」なのです。
私もSNSに食べたものの写真を頻繁にアップして、飽食生活をしているように見えますが、実は普段はかなりの粗食です。
例えば、朝食はゆで卵とプロテインヨーグルト。あるいは、納豆とメカブといったメニュ。まったくインスタ映えしませんからアップすることもありません。
昼食は、自宅にいる時はほとんどがサラダです。いつものお店のいつものメニュをひたすら食べています。
夕食は糖質制限を心がけるものの、制約しないで好きなものを食べるようにしています。
このような食生活であっても、会食が続くと体重は着実にアップしていきます。やはり、一日トータルの食事の量が消費量を上回っているからだと思います。
毎日計測している体重がリバウンド傾向になると、夕食も食べる量を減らし、野菜とたんぱく質を中心にして、お酒も控えるようにしています。
基礎代謝は年齢と共に低下していきますから、同じ食生活を続けていると太りやすくなるのは当然です。だから好きなものを食べながらウエイトコントロールをするのは、年齢と共に難しくなっていくのです。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2021年7月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
文・内藤忍/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
【関連記事】
・「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
・大人の発達障害検査をしに行った時の話
・反原発国はオーストリアに続け?
・SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
・強迫的に縁起をかついではいませんか?