南野拓実との比較も!三笘薫にブライトン元幹部「彼は以前から…」
(画像=三笘薫 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 日本代表MF三笘薫(24)は24日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のオーストラリア戦で2ゴールをマーク。代表チームにW杯本大会出場権をもたらした。そんな三笘薫の活躍ぶりにイギリス国内からはリバプール所属のFW南野拓実(27)と比較する声が上がっているようだ。

 三笘薫は明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで活躍すると、昨年8月に東京五輪男子サッカー競技でプレーした後にプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへ完全移籍。その上でユニオン・サン=ジロワーズに加わると、昨年10月のハットトリックを皮切りに鮮烈なパフォーマンスを披露。年明けの練習試合で足首を負傷して約1カ月間戦列を離れていたが、先月26日のKASオイペン戦から4試合つづけてピッチに立っている。

 そしてユニオン・サン=ジロワーズで好パフォーマンスを発揮する中、今月のカタールW杯アジア最終予選2試合に臨む日本代表に招集。敵地で行われたオーストラリア戦で後半途中からピッチに立つと、89分に先制ゴールをマーク。そして後半アディショナルタイムにも左サイドからキレのあるドリブルで中央へ切れ込み、グラウンダー性のシュートからダメ押しゴールを奪った。

 そんな三笘薫に対しては、先月までブライトンのテクニカルディレクターを務めていたダン・アシュワース氏が「彼は以前から追いかけていた選手なので、来年彼がどのように成長するのか楽しみだ」と期待感を寄せている。

 また、イギリスメディア『Capital News』はオーストラリア戦での活躍ぶりを伝えた上で「ミトマはリバプールのミナミノを圧倒している。ワールドカップとプレミアリーグでの活躍を期待させる存在だ」と主張。リバプールで出場機会を得られていない南野拓実よりも能力が高いという見解を示している。

 なお、イギリスで労働許可証を取得するためには、代表チームや所属リーグでの出場試合数等によって割り当てられたポイントを取得し、一定の基準値を上回ることが求められている。また、米スポーツ専門サイト『ジ・アスレチック』は先月29日、三笘薫が労働許可証取得に必要なポイント数をすでに取得していると報じていた。

提供元・Football Tribe Japan

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