神戸退団フェルマーレン、プロ入りは奇跡だった!父親が告白「他の子供が…」
(画像=トーマス・フェルマーレン 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸で昨季までプレーしていたトーマス・フェルマーレン(36)は、今年1月に現役引退を表明している。そんなフェルマーレンの父親は、息子がエールディビジ(オランダ1部)の強豪アヤックスでプロキャリアをスタートした時の舞台裏を明かした。24日、ベルギー紙『Het Nieuwsblad』が伝えている。

 フェルマーレンはベルギー国内のユースチームをへて2000年にアヤックスの下部組織に入団。し烈な競争の中で頭角を現すと、2003年にトップチーム昇格を果たして2004年2月15日のFCフォレンダム戦でデビューしている。そしてアヤックスで主力に定着すると、その後はアーセナル、バルセロナ、ローマ、ヴィッセル神戸でプレー。昨季限りでヴィッセル神戸を退団し、先月22日にインスタグラムを通じて現役引退を表明。ベルギー代表のアシスタントコーチに就任している。

 フェルマーレンの父親は『Het Nieuwsblad』のインタビューで息子のプロキャリアで最も特別な出来事を聞かれると「トーマスが15歳の時、アヤックスからトレーニング参加が許可された。(当時所属していた)ジェルミナル・ベールスホットも許してくれたんだ」

 「そのトレーニングキャンプは、マーストリヒト(オランダ南東部の都市)での試合で終わり、その日の夕方にはコーチがトーマスを採用したいと言ってきたんだ。本当に偶然だったよ。当然アヤックスに入団できないと思っていたからね」

 「トーマスはジェルミナル・ベールスホットで優秀だったんだけど、身体が小さかった。他の男の子が病気になったから、アヤックスに入団できたのさ」とコメント。アヤックスでプロキャリアスタートが奇跡だったと明かしている。

提供元・Football Tribe Japan

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