トヨタ アルファードは2002年の登場以来ブランド力を高め続け、現在ではトヨタのトップグレードミニバンとして君臨しています。2015年にはトヨタ 3代目アルファード(AGH30W/AGH35W/GGH30W/GGH/35W型)へとフルモデルチェンジされ、より高級感を高め、乗用車としてはもちろん法人向けのクルマとしても人気を集めています。

なかでも最上級グレードの「Executive Lounge」は数々の豪華装備から憧れの的となっています。今回は、そんな3代目アルファードにどんなグレードがあるか紹介していきます。

目次
トヨタ 3代目アルファード X【価格:352万円~】
トヨタ 3代目アルファード S【価格:386万4,000円~】

トヨタ 3代目アルファード X【価格:352万円~】

トヨタ 3代目アルファードの9つのグレードを徹底比較!おすすめはエグゼクティブグレード!!
(画像=『CarMe』より引用)

「X」は、トヨタ 3代目アルファードのなかでもっとも価格を低く抑えたエントリーグレードにあたるモデルです。

エンジンスペックは他のほとんどのグレードと同じ排気量2.5L 直列4気筒の2AR-FE型を搭載し、最高出力134kW(182PS)/6,000rpm、最大トルク235Nm(24kgm)/4,100rpmを発生。駆動方式は2WD(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)が設定されています。

燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで10.8km/Lで、近年人気を集めるコンパクトカーやハイブリッドカーに対して不利な数値となっていますが、アルファードの車重はグレードによって2tに達するものもあり、重量に対しては良好な性能と言えるでしょう。

トヨタ 3代目アルファードの9つのグレードを徹底比較!おすすめはエグゼクティブグレード!!
(画像=『CarMe』より引用)

乗車人数は8人乗りで、フロントシート(前席)から2+2+3人乗りとなり、2列目シートにチップアップシートが採用されたことでフロントシートのヘッドレストを外すことで1列目シートから3列目シートまで広大なフルフラット空間をつくりだすことが可能となっています。

価格は2WDが352万円、4WDが377万4,000円で、価格差は25万4,000円となっています。

トヨタ 3代目アルファード S【価格:386万4,000円~】

トヨタ 3代目アルファードの9つのグレードを徹底比較!おすすめはエグゼクティブグレード!!
(画像=『CarMe』より引用)

「S」は、エクステリア(外装)やインテリア(内装)を充実させた、トヨタ 3代目アルファードのスタンダードグレードとも言うべきモデルです。

エクステリアではフロントバンパーとリヤバンパーが専用形状へと変更され、下位グレードの「X」よりもシャープな印象へ変化しています。

さらに、「X」では16インチホイールだったのに対して「S」では17インチホイールへとサイズアップ。バンパーの形状と合わせ、大型ミニバンらしい迫力のある外観となっています。

トヨタ 3代目アルファードの9つのグレードを徹底比較!おすすめはエグゼクティブグレード!!
(画像=『CarMe』より引用)

乗車人数は8人乗りに加えて、新たに7人乗りを設定。

7人乗りモデルではフロントシートから2+2+3人乗りレイアウトとなり、2列目シートにはマニュアルオットマンや上下調整式ヘッドレスト、回転式アームレスト機能を備え、前後方向への超ロングスライドや横方向へのスライドも可能な「リラックスキャプテンシート」を採用しています。

これにより、2列目シートが左右独立したスペシャルシートとなったほか、1列目シートから3列目シートまでのウォークスルーが可能となりました。

価格は8人乗りのほうがリーズナブルで、8人乗りの2WDが386万4,000円、4WDが411万9,000円。

7人乗りの2WDは390万8,000円、4WDが416万3,000円で、8人乗りと7人乗りの価格差はそれぞれ4万4,000円となっています。