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ツェルトとは簡素なテントのようなもの
バランスが大切!ツェルトを選ぶチェックポイント

ツェルトという言葉を聞いたことはありますか?簡易版のテントのようなもので、ヨーロッパで生まれ、日本で発展しました。今回はそのツェルトについて、選ぶポイントやおすすめの製品を紹介したいと思います。1人1つ持っていた方が安心のツェルトは標高の高い山にこれからチャレンジしていこうとしている人に特におすすめできるグッズですよ。

ツェルトとは簡素なテントのようなもの

ツェルトってなんだ?選び方とおすすめのツェルトまとめ
(画像=引用:PHOTOAC、『マウンテンシティ』より引用)

ツェルトとはドイツ語で「ZELTSACK(ツェルトザック)」のこと。簡素なつくりのテントであり、ビバーク用(緊急事態の野宿用)や簡単な宿泊用として使うことができます。緊急用として、個人で1つずつ持っていくと安心ですし、テントは持って行くのに重いなと感じる人はツェルトに切り替えてもいいかもしれませんね。

また、ツェルトは密閉されておらず、ポンチョとしても使えるので、急な雨にも対応可能。ものによっては保温機能がしっかりしているものもあります。

缶のような小さなサイズに収納できるので、持ち運びも楽です。春から秋にかけて、標高のそれほど高くない山で登山泊する場合、テントではなくツェルトを使うと荷物が減って便利ですよ。

テントとは違ってワイヤーではなく、トレッキングポールや木の枝を使用して組み立てるタイプのものもあります。ツェルトはテントほど頑丈ではなく、居住スペースも狭いけれどコンパクトで持ち運びが便利だということですね。

バランスが大切!ツェルトを選ぶチェックポイント

ツェルトってなんだ?選び方とおすすめのツェルトまとめ
(画像=引用:PHOTOAC、『マウンテンシティ』より引用)

ツェルトを選ぶポイントとは以下の5つです。これらのポイントを総合的に判断して購入を考えましょう。どれか1つでも欠けていると、緊急時に使えないというケースもあるので、バランスを重視して検討するのが大切です。

・耐久性(防水性)……すぐに破れてしまうと防水性が下がってしまいます。
・透湿性……透湿性が低いとツェルト内部が濡れてしまいます。
・保温性……一夜を過ごす場合は、保温性もポイントになります。
・組み立てやすさ……一般的なテントに比べるとツェルトは組み立てやすいですが、それでも種類によって違いがあります。
・大きさ、重さ……持ち運びのしやすさも選ぶポイントになります。