
KRCヘンクに所属する日本代表FW伊東純也(29)は、今月24日にFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のオーストラリア戦に臨む。その伊東純也がジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第32節・クラブ・ブルッヘ戦後にさらなるパフォーマンスの向上を誓った。21日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。
同選手は2019年2月に明治安田生命J1リーグの柏レイソルからKRCヘンクへ移籍。今季は右ウイングを主戦場にここまでリーグ戦31試合中29試合で先発出場して5ゴール13アシストをマーク。ナイジェリア代表FWポール・オヌアチュ(27)らとともに攻撃陣の主力選手として活躍している。
そんな伊東純也は19日開催のクラブ・ブルッヘ戦でもスタメン出場。0-1で迎えた39分にペナルティエリア手前で左足から強烈なグラウンダー性のシュートを放ち、見事ゴールマウス右隅を揺らしていた。ただ、ヘンクは後半開始早々に勝ち越しゴールを許すと、64分に退場者を出す。そして74分にもゴールネットを揺らされ、1-3で敗れている。
試合後、伊東純也は「どちらに転んでもおかしくなかったですね。確かに僕たちは(普段と異なる)システムで相手を驚かせましたし、試合の主導権を握っていました。ハーフタイム直前の1-1は、妥当なスコアだったと思いますね」と前半終了までのゲーム内容に一定の手応えをつかんだことを明かす。
そして「ゴールには満足しています。(試合に敗れて)苦い思いはありますけど、自分のパフォーマンスに満足しています。ただ2ゴール目を決めるべきでしたね」とコメント。追加点を奪えなかったことを改善点にあげた。
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