紫外線を受けたお肌はとても過敏なため、適切なケアを施さなければ後にシミやそばかす、くすみへとつながる恐れがあります。これは何も女性の肌にだけ起こることではありません。メンズのお肌も紫外線によるダメージを受けやすく、日焼け後のアフターケアはしっかりと行っていくことが大切です。そこで今回は、紫外線を受けたメンズのお肌を正しくケアする手順をみていくととともに、肌ケアに最適なアイテムをご紹介します。
日焼けしたお肌の状態
私たちは普段の生活でも常に紫外線を浴びている状態です。特に長時間直射日光にさらされていると、それだけ紫外線をたくさん浴び、お肌の日焼けが起こります。
紫外線を浴びた後、数時間経過してからお肌に紅斑が現れてお肌が赤く熱くなる状態の「サンバーン」が起こります。また、軽いやけどと同様の肌状態となることから、水膨れになることもあれば、患部に痛みが生じることがあるでしょう。
そして、サンバーンによってお肌に赤みが生じても、それが消え始めた頃に色素沈着を起こす「サンタン」が生じます。サンタンはそもそも色黒の方ほど強い副反応としてお肌に現れることがあります。
このように、私たちが紫外線を浴び、日焼けしたお肌にはどのようなことが起こるのかを理解することができるでしょう。
日焼け後のアフターケアの手順
それではここからは、日焼けしたお肌を適切にケアするために、ぜひ行いたいアフターケアの手順について以下に、そのステップをそれぞれ詳しくご紹介します。これからは、日焼けした後のお肌を正しくケアすることでシミやそばかす、くすみのないクリアなお肌を実現させていきましょう。
日焼け後のアフターケア①まず冷やす
「日焼け」と一口に言っても、それは言い換えれば「火傷」と同じ扱いになります。そのため、強い紫外線を浴び続けることで皮膚が赤くなるだけではなく、患部が水膨れになることがあります。
その時は痛みを伴うこともあるため、日焼け後のお肌は冷たいタオルで患部を冷やす、あるいは水のシャワーを浴び、火照った身体を冷やすことから始めてみてください。
この時、香料を含むボディーシャンプーやせっけんの使用はお肌に刺激を与えてしまうため、使用を避けるようにしましょう。
日焼け後のアフターケア②化粧水でしっかり保湿
日焼け肌はお肌に必要な水分が蒸発し、乾燥状態となっています。そのため、赤みが引いた後はたっぷりの化粧水をお肌に塗布し、水分を与えることが大切です。
化粧水を塗布する際は、お肌を撫でるようやさしく馴染ませていきましょう。その他、ローションマスクを活用してしっかりとお肌に必要な水分を補給していきましょう。
日焼け後のアフターケア③美白成分入りのケア用品を使う
紫外線を浴び、日焼けしたお肌には、その後、シミやそばかすを予防するためにも、美白成分が配合された肌ケア用品を活用し、適切なスキンケアを行うことが大切です。
日焼け後のお肌は刺激によって乾燥を招いた状態です。少しでもお肌に必要な水分や美白成分が配合された肌ケア用品を活用していきましょう。
日焼け後のアフターケア④乳液で肌の水分を逃がさない
お肌に必要な水分を与えた後は、その水分が蒸発してしまうことを防ぐためにも、たっぷりの水分をお肌の奥深くにまで届け、その後、乳液でしっかりと蓋をしていきましょう。
そうすることで化粧水の成分をお肌に閉じこめ、芯から潤いのあるクリアなお肌へと改善していくことができます。ぜひ化粧水を塗布した後は必ず乳液を使用して美肌ケアを行ってみてください。
日焼け後のアフターケア⑤気をつけたいこと
日焼けしたお肌は、その後、皮がめくれ、新しい皮膚が出来上がります。その際、無理に皮をはがそうとすることは避け、自然にはがれることを待つ方がお肌に刺激を与えずにすみます。
また、日焼け後のお肌にさらに刺激となる紫外線を浴びることのないよう帽子やサングラス、パーカーなど、日よけ対策を行って外出するようにしてください。