不動産投資を始めるにあたり、不動産投資以外の投資の情報や、そもそもの不動産投資、市場の状況など、勉強することで、よりリスクを減らした投資が可能となります。成功の秘訣は、知識や情報の収集を欠かさないこととも言われています。不動産投資を勉強するためには、本やWeb、セミナーなど、どんな方法が良いのでしょうか。また、オススメの資格にはどんなものがあるでしょうか。今回は不動産投資の勉強方法をメリット・デメリットに分けて紹介します。

目次
不動産投資の勉強法1.不動産投資の本から学ぶ
 ・不動産投資の本から学ぶメリット
 ・不動産投資の本から学ぶデメリット
不動産投資の勉強法2.セミナーに参加して登壇者に質問する
 ・セミナーに参加して勉強するメリット
 ・セミナーに参加して勉強するデメリット

不動産投資の勉強法1.不動産投資の本から学ぶ

書店にもたくさんの不動産投資の本が並んでいます。専門用語が羅列した難しいものばかりでなく、初心者でも理解しやすいように分かりやすく噛み砕いたものも多く出版されています。

不安や疑問点など、まずは初心者向けの書籍で不動産投資全体のイメージをつかむことも有効です。

不動産投資の本から学ぶメリット

本で学ぶメリットは、体系的に自分のペースで学べることです。不動産投資を検討される方は他に仕事を持っているなど、時間的な制約があることが多いです。そのため、スキマ時間などで自分のペースを守り勉強できるのは大きなメリットです。

不動産投資の本から学ぶデメリット

逆にデメリットとしては、自分の意志が強くないと勉強が全く進まないということです。 自分のペースを守れるということは、自分でペースを作らなければいけません。

不動産投資の勉強法2.セミナーに参加して登壇者に質問する

書籍で基本的なことを学んだら、次におすすめなのが、不動産投資関連のセミナーです。セミナーは不動産会社が主催しているものがあり、無料のセミナーも多いのが特徴です。初心者向けのわかりやすいセミナーもいくつも開催されています。それらのセミナーで、登壇者に質問したり、ほかの参加者とも話したりすることで、生の情報を得ることができ、感触をつかめるでしょう。

また、セミナーにもマンション投資向けや戸建て住宅向けのもの、質疑応答形式などタイプの違うものがいくつもあり、自分の志向にあわせたものを選べるのも特徴です。不動産会社のホームページなどでセミナーの人員を募集していたりするので、インターネットを使って調べてみるとよいでしょう。

基本的な知識がない状態でセミナーに参加してしまうと、何を言っているか理解できず、その状態で基本的なことを質問しても相手の時間を取ってしまうので、避けましょう。

セミナーに参加して勉強するメリット

セミナー参加のメリットは、本などの活字にはない文脈を理解できることでしょう。本は文章と文章の間にある文脈の意図をつかみきれないことがあります。しかし、セミナーの場合登壇者がしっかりと説明してくれますし、わからなければ質問できます。疑問を解消できる場として活用できます。

また、他の参加者と交流をして不動産投資仲間を作ることも大きなメリットです。不動産投資の場合、正解というものは存在していないため試行錯誤を繰り返す必要があります。そんなとき、情報のやり取りができる不動産投資仲間がいれば、心強いでしょう。

セミナーに参加して勉強するデメリット

逆にデメリットとしては、セミナーの内容の密度が濃くなる一方、内容の範囲は狭くなるため全体を学ぶには時間が掛かることです。不動産投資の網羅的に学ぶには何度も何度もセミナーに通わなければいけなくなります。