
浦和レッズに所属する元スウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグ(27)は19日、明治安田生命J1リーグ第5節・ジュビロ磐田戦でデビュー。途中出場から3分後にゴールを決めてサポーターに衝撃を与えている。このパフォーマンスにはスウェーデンメディア『fotbollskanalen』も注目しているようだ。
同選手は昨年12月30日にチェコ1部のスパルタ・プラハから浦和レッズへの完全移籍が正式決定。日本政府の新型コロナウイルス水際対策により今年2月末まで新規外国人の入国が認められず、古巣であるスウェーデン1部のIFKヨーテボリのトレーニングにしばらく参加していた。
そんなモーベルグは今月4日に来日。政府の定めた隔離期間をへて9日のトレーニングからチームに合流する。そしてジュビロ磐田戦で初めてベンチメンバーに名を連ねて、3-1で迎えた後半キックオフから出場。するとわずか3分後の48分、中央からドリブルで駆け上がると相手選手に囲まれながらもペナルティエリア内で左足を振りぬき、ゴールネットを揺らしたのだ。
このモーベルグの鮮烈デビューには『fotbollskanalen』も反応。「ダヴィド・モーベルグが夢のデビュー。(出場から)3分後にビッグクラブで衝撃を与えた」という見出しで取り上げている。
また、記事内では浦和レッズ加入決定から新天地合流までの過程も紹介。「fotbollskanalenのインタビューで、彼は新しい冒険がいつ始まるかわからないと言った。日本の入国規制など解決しなければならないことがあった。問題の解決には時間がかかった」
「彼は3月9日にチームで最初のトレーニングを行うまで、日本での滞在を開始するのを待たなければならなかったのである」と綴っている。背番号「10」を身にまとい、浦和レッズサポーターに衝撃を与えたモーベルグの今後に注目が集まる。
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