時代の変化に意識が追いついていない

リモートワークになれば、これまで可視化されなかった「必要のない社員」が見える化してしまう。皮肉なことに今回の監視システムは、そんな必要のない社員にとっては最後の拠り所になるだろう。「働きぶり」が評価されるなら、会社への忠誠心などで存在意義を示すことができるからだ。

リモートワークなど、働き方の改革や時代は起こっている。だが、意識の改革はその変化に追いついていない。今こそ、意識を切り替える時が来ている。

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リモワ社員の働きぶり監視システムが次々生まれる狂気
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より 引用)

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文・黒坂 岳央/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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