本田圭佑の兄が絡む問題も!?守田英正のスポルティングCP移籍交渉停滞か
(画像=守田英正 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 日本代表MF守田英正(26)は、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララから強豪スポルティングCPへ移籍する可能性が取りざたされている。しかし、ここにきてクラブ間交渉が停滞しているようだ。17日、ポルトガル紙『A BOLA』が伝えている。

 同選手は2020年1月に明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからCDサンタ・クララへ完全移籍。契約期間3年半でサインを交わすと、1月25日に行われたプリメイラリーガ第15節・リオ・アヴェ戦以降、リーグ戦全試合でフル出場。今季もここまでリーグ戦26試合中21試合で先発出場するなど、監督交代が相次ぐ中でも引き続き中盤の主力として活躍している。

 そんな守田英正の去就を巡っては、今月はじめにスポルティングCPが同選手獲得にむけてCDサンタ・クララとの交渉を進めているとポルトガル紙『O JOGO』が報道。両クラブがすでに交渉入りしている理由として「スポルティングCPは守田英正の獲得レースがより激しくなる前に確保しようとしている。CDサンタ・クララは財政難にあり、早く売却先を確保したいと考えているだろう」と主張していた。

 またCDサンタ・クララが移籍金500万ユーロ(約6億3000万円)を求める中、スポルティングCPは移籍金250万ユーロ(約3億2000万円)にくわえてボーナス最大250万ユーロでオファーを提示したと伝えられているほか、ポルトガル紙『A BOLA』は「モリタはスポルティングCPの2022/23シーズンの補強第一号になる可能性がある」と報じていた。

 しかし『A BOLA』は今月17日になって「すべてが順調に進んでいると思われたとき、このプロセスは行き詰まりを見せている」と報道。問題点として移籍交渉における手数料の分配割合を挙げているが、80%がCDサンタ・クララの収入となり、残り20%は本田圭佑の兄であり守田英正の代理人を務める本田弘幸氏が得るという。

 ただ、CDサンタ・クララ幹部は現時点でスポルティングCPとの取引を成立させることが可能と考えている模様。守田英正の移籍交渉の行方について『A BOLA』は「今後数日間ではっきりとするだろう」と見解を示している。

 なお、守田英正は今月下旬のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合にむけた日本代表に招集されている。ポルトガルでさらなる成長を遂げている同選手の去就に引き続き注目が集まる。

提供元・Football Tribe Japan

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