
PSVアイントホーフェンに所属するMF堂安律(23)はこれまで東京五輪やA代表での実績があるにもかかわらず、今月下旬開催のFIFAワールドカップ・カタール大会最終予選2試合にむけた日本代表で招集外となっている。そんな堂安律は代表メンバー発表後のSNS投稿で日本国内のみならず海外からも注目を集めているようだ。
日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会出場に王手をかける中、今月24日に敵地でオーストラリア代表と対戦するほか、29日には埼玉スタジアム2002にベトナム代表を迎え撃つ。森保一監督はこの2試合に臨む代表メンバーにヴィッセル神戸所属のFW大迫勇也(31)やリバプール所属のFW南野拓実(27)ら計27選手を招集。アーセナルでプレーするDF冨安健洋(23)やセルティック所属のFW古橋亨梧(27)は負傷離脱中であり招集が見送られている。
ただ、アイントラハト・フランクフルト所属のMF鎌田大地(25)やPSVアイントホーフェン所属の堂安律は直近のリーグ戦でピッチに立っているにもかかわらず招集外に。一部からは森保一監督のメンバー選考に対する疑問の声が上がっている。
その中、堂安律本人は代表メンバー発表からおよそ5時間後に「逆境大好き人間頑張りまーす! あ、怪我してません!!」とツイート。「頑張れ!」、「絶対に代表に必要!」、「応援しています!」と励ましのメッセージが寄せられる一方で「森保のこと嫌ってるだろうなあ」、「森保を煽ってる」、「皮肉っぷり全開だな」というコメントも見られるなど、森保一監督を暗に批判しているという見方も広まっていた。
さらにベトナムメディア『Thanh Nien』も同選手の反応に注目。「ドウアンはPSVアイントホーフェンで29試合に出場し、8ゴール2アシストと大活躍している。今月13日のユトレヒト戦でフル出場したばかりだ。しかし、森保一監督が日本代表のメンバーリストから外れたことに驚いている。これに対して衝撃的な反応を示した」と伝えている。
なお、日本代表の右サイドではKRCヘンク所属FW伊東純也(29)が最終予選4試合連続ゴールと好調を維持。先月1日のサウジアラビア戦では伊東純也がピッチで躍動する一方、堂安律は90分間ベンチから戦況を見つめていた。
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