目次
2件目の物件を選ぶときの注意点
・エリアを変える
・ローンの返済金額を確認する
・築年数をずらす
・気の緩みに注意する
まとめ
2件目の物件を選ぶときの注意点
リスクを分散するために、1件目の物件と2件目の物件を選ぶときに探し方で違いはあるのか、みていきましょう。
エリアを変える
できれば1件目とは違う場所の物件を選びましょう。そうすることで、1件目の物件があるエリアの需要が変化しても、2件目はその影響を受けずに安定した収益をもたらしてくれるはずです。
災害リスクの観点からも、エリアはずらした方が無難でしょう。
ローンの返済金額を確認する
2件目の不動産投資を始めるまでに1件目の不動産投資ローンが完済できていればいいのですが、実際には返済には何十年もかかる予定で組んでいるはずで、1件目と2件目でローンの借入れは重なるでしょう。返済金額の合計を確認し、満室だった場合、空室が発生した場合に、ローン返済額にどのような影響があるかをシミュレーションしておきましょう。
満室であっても月々マイナスになるようであれば、たとえば2件目の物件では頭金を入れるなどして、給与からの持ち出し負担が増えないようにしましょう。
築年数をずらす
マンションは約15年に一度、大規模修繕工事が発生します。月々の修繕積立金ではまかなえなかった場合、工事のタイミングで別途、追加で修繕金を支払うシーンも発生する可能性はあります。
同じタイミングで修繕費がかかってしまうと、かなりの負担になります。支払いのタイミングをずらすためにも、1件目の物件の築年数とはずらした方が良いでしょう。
気の緩みに注意する
不動産投資を一度経験しているため、取引の流れや投資を行ううえでのポイントも理解しているでしょう。しかし、不動産投資を熟知した気分でいると思わぬ失敗を招く危険性もあります。
たとえば、1件目の収益が安定しているために気持ちが緩み、2件目ではリサーチに手を抜いてしまうケースも。不動産投資にはリスクがあることを改めて念頭に置くようにしましょう。
まとめ
2件目の不動産投資は“攻め”のようにも思えますが、実はリスクを分散させるうえでメリットがあります。資産を効率よく増やすうえでも複数の物件を所有することは重要です。
しかし、投資額が増えるほどにリスクが上がっていく面もあります。慎重さを忘れずに、不動産市場の動向にアンテナをはりながら、複数物件所有の道を歩みましょう。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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