目次
グレード一覧(全14グレード)
クラウンの装備の内容は基本的にはグレードごとにほぼ決まっている?
グレード一覧(全14グレード)
「RS Advance」
「RS Advance Four」
「RS」
「RS Four」
「RS-B」
「G-Executive」
「G-Executive Four」
「G」
「G Four」
「S“C package”」
「S“C package”Four」
「S」
「S Four」
「B」
このグレード編成に組み合わされるのが3つのパワートレーンです。上位から言えば、3.5Lマルチステージハイブリッド、2.5Lハイブリッド、2Lターボエンジンの3種類。ただし面倒なのは、すべてのグレードで3つのパワートレーンを自由に選べるわけではありません。
しかも、4WDは2.5Lハイブリッドだけにしか用意されていません。4WDが欲しければ、パワートレーンは2.5Lのみしか選べないのが残念なところです。
パワートレーン側からグレード編成を見ると、3.5Lマルチステージハイブリッドには「RS Advance」「G-Executive」「S」の3グレードのみ。2.5Lの2WDは5グレード編成で、エントリーと最上級の「RS-B」「B」「G-Executive」の3つがありません。
また4WDは、「RS-B」と「B」の2つが用意されていません。そして2Lターボは、ベーシックなグレードから7グレードがあるものの、最上級の「G-Executive」が用意されていません。
グレードとパワートレーンをあわせると以下のような組み合わせになります。
「RS Advance(3.5L・2.5L・2L)」
「RS Advance Four(2.5L)」
「RS(2.5L・2L)」
「RS Four(2.5L)」
「RS-B(2L)」
「G-Executive(3.5L)
「G-Executive Four(2.5L)」
「G(2.5L・2L)」
「G Four(2.5L)」
「S“C package” (2.5L・2L)」
「S“C package”Four(2.5L)」
「S(3.5L・2.5L・2L)」
「S Four(2.5L)」
「B(2L)」
クラウンの装備の内容は基本的にはグレードごとにほぼ決まっている?
装備の内容は基本的にはグレードごとに、だいたい決まっています。
まずはRS仕様から解説しましょう。RS仕様となる「RS Advance」「RS Advance Four」「RS」「RS Four」「RS-B」の5グレードのエクステリアは、ほぼ同じ内容です。専用フロントグリルをはじめとした前後バンパーや4本出しマフラー、専用デザインの18インチホイールなどのエクステリア系のほとんどが全グレードに標準装備となります。
ただし、LEDシーケンシャルターンランプだけは例外で、「RS-B」は未装備。「RS-B」だけヘッドライトが、「S」と同じモノとなっています。
ドライブモードセレクトもRS仕様に標準装備されるアイテムです。パワートレーンとステアリングなどを統合制御することで走り味を「SPORT+」「SPORT」「NOMAL」「COMFORT」「ECO」「CUSTOM」「SNOW」の7種類に変化させることができます。
その他のグレードのドライブモードセレクトは「SPORT」「NOMAL」「ECO」「SNOW」の4種類となります。
他にNAVI・AI-AVSも「RS仕様」だけの装備となります。減衰力可変サスペンションシステムとナビを組み合わせたもので、ナビ情報を使ってコーナーリング前にサスペンションを最適な減衰力に自動で調整してくれます。
これがあることで、コーナーの走りがより安定したものになります。ちなみに3.5Lハイブリッドは全車、高性能なフロントブレーキの4ピストンアルミモノブロックキャリパーが装備されています。
シートは「RS Advance」「RS Advance Four」がブランノーブ+合成皮革で、他がファブリックとなります。インテリアの加飾は、RS仕様のすべてがカーボン調です。ステアリングは「RS-B」だけがウレタンで、他は本革巻きとなります。
運転支援は全車、自動ブレーキなどの「トヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)」とペダル踏み間違い時の加速抑制機能の「インテリジェントクリアランスソナー」を装備。
「RS Advance」「RS Advance Four」は、これらに加え駐車場からバックで出るときにクルマや人がいると自動でブレーキをかける「リアクロストラフィックオートブレーキ」、斜め後ろの死角の車両接近を知らせる「ブラインドスポットモニター」、そして「ヘッドアップディスプレイ」が追加されています。
続いては「G」や「S」など、その他のグレードです。これらの外観は、ヘッドライトとホイール、ドアハンドル以外は共通になります。ヘッドライトは「G」系が3眼LEDヘッドランプで、「S」系と「B」がBi-Beam LEDヘッドランプになります。
ドアハンドルは「G」系がメッキ、「S」系と「B」はボディ同色になります。アルミホイールは「G-Executive」と「G-Executive Four」が専用の18インチ。「B」が16インチで、その他が17インチ。「S」の3.5Lモデルにだけ18インチが採用されています。
運転支援システムは「S」「S Four」「B」には、基本的な「トヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)」と「インテリジェントクリアランスソナー」を装備。
「G」「G Four」「S“C package”」「S“C package”Four」は、それに加えて「リアクロストラフィックオートブレーキ」「ブラインドスポットモニター」「カラーヘッドアップディスプレイ」をプラス。「G-Executive」と「G-Executive Four」には、さらに「デジタルインナーミラー」が追加されています。
シートは「G-Executive」と「G-Executive Four」が本革。また「G-Executive」と「G-Executive Four」は、本杢調パネルとサテンメッキ加飾された後席カップホルダーボックスが用意されています。
それ以外のグレードでは、シートはファブリックで、加飾は幾何学柄。後席カップホルダーは「G」と「G Four」では、コントロールスイッチ付き。「S」系と「B」では、スイッチのないただのカップホルダーになっています。
グレードとパワートレーンを組み合わせると新型クラウンには、全部で21ものモデルが用意されています。スポーティー志向からカンパニーカー向けまで、広い間口が用意されているのも新型クラウンの特徴でしょう。
文・鈴木 ケンイチ、写真・黒田 明/提供元・CarMe
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