何かと忙しい毎日の中、時間は有効に使いたいものだ。「ドライヤーをかけている間の時間がもったいない!」「その間に電話をしたい!」。そんなことを思った経験はないだろうか!?
実はiPhoneには、それを可能にする機能が備わっている。
らっとさん(@ratracer1985)が投稿したこちらのツイートが、話題になっている。
声の分離機能を使うことで、自分の声以外の雑音がカットされる『マイクモード』を紹介したものだ。
声を分離できる! 『マイクモード』とは?
さまざまな機能を持つ『iPhone』。そして、2021年9月リリースの基本ソフト「iOS 15」から対応している機能が、『マイクモード』にある「声を分離」モードだ。
Appleでは「FaceTime」の機能として紹介されているが、他の通話アプリでも使用は可能となっている。
通話やFaceTime、Slackなどで会話をする際に、「声を分離」モードを選択。iPhoneが周囲のノイズを最小限に抑え、自分の声を前面に押し出してクリアに届けてくれる。
2020年より始まったコロナ禍により、リモートワークをしている人も多いだろう。電話以外にも、スマホでZoom会議を行う機会が多い人にも、ぜひ試してもらいたい機能だ。雑音が気になるので除去したい、同居家族の音声をカットしたいといった要望を叶えてくれる。
ただし、『Discord』『Skype』などの、電話回線を使って通話する「電話アプリ」では使用できないので注意しておこう。
3種類のマイクモードとは?
マイクモードとは、通話中にマイクが拾う音の範囲を変更する機能で、次の3種類がある。
・標準モード
補正がなく一般的な通話に使われるモード
・声を分離モード
周囲のノイズを低減して声を優先的に拾うモード
・ワイドスペクトルモード
環境音や音楽などもそのまま拾うモード
使ってみるとお分かりいただけるだろうが、iPhoneは自動的にかなり細かく音声を分類してくれる。
注意しておきたい点として、『ワイドスペクトルモード』は、イヤホン接続中には使用できない。覚えておこう。