北海道遺産 打瀬船
野付湾では6月中旬から7月末までと10月中旬から11月中旬までの年2回、打瀬船によるホッカイシマエビ漁がおこなわれます。野付湾は水深約1mと浅く、アマモという海草が育っています。アマモは魚貝類の産卵場所、隠れ家になっており、そのアマモを守る為、動力ではなく、帆をはり風の力で動く打瀬船で漁がおこなわれています。打瀬船は北海道遺産に登録されています。
漁の時期はたくさんの打瀬船が湖面に浮かんでいるのを観ることができます。夏の漁の時期だけ、野付半島ネイチャーセンターのレストランでホッカイシマエビの「踊り食い」ができます。
尾岱沼漁港 観光船
尾岱沼港から観光船が出港しており漁の時期は打瀬船を船上から観ることができます。8月から9月上旬にはゴマフアザラシを間近に観察でき、早春から晩秋にはタンチョウも飛来します。
まとめ
野付半島、野付湾は北海道の東部らしい風景が広がっており、めずらしい動植物を観察できます。また打瀬船は時期が限定されますが、是非観ていただきたい北海道遺産です。
提供元・北海道そらマガジン
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