
日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会出場に王手をかける中、今月24日に敵地でオーストラリア代表と対戦する。その中、オーストラリア代表の正守護神であるGKマシュー・ライアン(29)が日本戦での勝利やカタールW杯出場にむけての意気込みを語った。16日、オーストラリアメディア『FTBL』が伝えている。
日本代表はカタールW杯アジア最終予選の開幕戦でオマーン相手に0-1と敗れるなど序盤は苦戦を強いられたが、昨年10月に行われたオーストラリア戦での劇的勝利を皮切りに5連勝。先月1日開催のサウジアラビア戦で2-0と勝利して首位サウジアラビアとの勝ち点差を「1」に縮めている。
一方、オーストラリア代表は昨年10月12日に埼玉スタジアム2002で行われたカタールW杯アジア最終予選の日本戦で0-1と敗戦。その後もサウジアラビアや中国相手に引き分けに終わるなど、勝ち点の取りこぼしが目立っている。そして今年1月27日開催のベトナム戦では4-0で勝利したものの、先月1日のオマーン戦で2-2のドローに。この結果、グループBの2位日本との勝ち点差が「3」に広がっている。
ホームでの日本戦を翌週に控える中、オーストラリア代表のキャプテンでありラ・リーガ(スペイン1部)のレアル・ソシエダに所属するライアンが母国メディアのインタビューに対応。日本戦の持つ意味の大きさを聞かれると「(日本代表との一戦は)オーストラリアで行われる久々のビッグマッチだ。2015年のアジアカップ決勝や(ドイツW杯出場を決めた)2005年のウルグアイ戦に匹敵するよ」
「2005年のウルグアイ戦はひとりのファンとして観戦し、アジアカップ決勝ではプレーした。その時に味わった感覚は今でもよく覚えているよ。選手としてこれだけの大舞台でプレーするチャンスがあるのはとても気分良いことなんだ」と語っている。
そしてシドニーのスタジアム・オーストラリアで行われる一戦にむけて「ファンはチームの心臓であり魂だ。僕たちと一緒に相手に挑む必要がある。試合が待ち遠しいよ。スタジアムで大声を出して応援する人々を勇気づけたい。ファンのみんなと一緒にカタールワールドカップの出場権を獲得できると思っているよ」とファンにメッセージを送った。
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