
明治安田生命J2リーグのモンテディオ山形は15日、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセからブラジル人FWデラトーレ(29)を完全移籍により獲得したと公式発表している。その中、ブラジルメディア『sagres』が同選手に関する両クラブの取引内容を報じた。
デラトーレは昨季、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のセントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノ(CSA)でプレー。リーグ戦38試合中30試合の先発出場で12ゴールをマークしていたが、今年1月にCSAを退団してアトレチコ・ゴイアニエンセに加入している。しかし、1月末開幕のカンピオナート・ゴイアーノ(ブラジル・ゴイアス州選手権)では5試合で先発出場していたが、先月19日のヴィラ・ノヴァ戦以降は全試合でメンバー外となっていた。
そんなデラトーレの去就についてはブラジルメディア『UOL』や『O POPULAR』が今月11日、同選手がアトレチコ・ゴイアニエンセで構想外となっており、国外クラブからオファーが届いていると報じていた。
また、アトレチコ・ゴイアニエンセの会長は「たとえ2部であっても、日本のクラブが彼を欲しがっている。彼はここであまり幸せではないし、我々もそうだ。我々のもとにお金が入る可能性はある。(デラトッリの獲得で)給料をのぞいて何も使っていない」とJ2リーグ所属クラブからオファーが届いていることを明かしていたが、15日になってモンテディオ山形への完全移籍が正式決定している。
『sagres』は「アトレチコ・ゴイアニエンセとデラトーレの契約期間は今シーズン終了後までだった」と報道。モンテディオ山形がアトレチコ・ゴイアニエンセに対して支払う移籍金は15万ドル(約1800万円)であるようだ。
なお、デラトーレはモンテディオ山形加入について「モンテディオ山形の皆さん、こんにちは!デラトーレです。この度、モンテディオ山形で新たな挑戦をすることができて大変嬉しいです。サポーターの皆さん、全力で戦いますので応援お願いします!よろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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