都市連動型メタバース「バーチャル大阪」が正式オープンした。大阪府市が提供し、KDDI、吉本興業、博報堂で構成するコンソーシアムが受託・制作を行っている。25年開催の大阪・関西万博に先がけ、大阪市内をモチーフにした新市街エリアが登場し、大阪の都市の魅力を国内外に発信する。
道頓堀をモチーフにした大阪ならではの街の雰囲気を再現したエリアと、大阪城や梅田スカイビルなど市内の代表的なランドマークが配置された写真スポットの広場がある。広場ではビルを上ることができるアスレチックなど、バーチャルならではのアトラクションも登場する。
バーチャル渋谷とワープゾーンで接続され、2つの空間の往来が可能。今後は音楽ライブやアニメとコラボレーションしたイベントのほか、実際に買い物体験ができるバーチャル商店街も開業予定。実在の都市とバーチャル空間が連動した大阪の魅力や経済圏の拡張を目指す。
提供元・トラベルジャーナル
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