3.健康、人間関係に次ぐ幸福感決定要因は「自己決定」

アンケート項目で進学や就職の時に、どのようにして進学先や就職先を決めたかを調べることで自己決定要因というものを推計しています。その結果として、自分の人生を自分で決定した人の方が幸福感が高いという傾向があるそうです。

所得や学歴よりも自己決定力の方が幸福感につながるというのは、意外な結果ですが、選択の自由があることが、人生の満足度を高めるのに大きく影響しているのだと思われます。

何をもって幸福と感じるかは個人差が大きく、自分の答えを見つけることは簡単ではありません。しかし、このような調査から現状の幸福感を感じていない人はどうしたら幸福感を高めることができるかについて、ヒントが得られると思います。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2021年7月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

文・内藤忍/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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