
横浜F・マリノスから期限付き移籍している元日本代表MF天野純(30)や元浦和レッズのブラジル人FWレオナルド(24)、元ガンバ大阪の韓国代表DFキム・ヨングォン(32)らを擁する蔚山現代でクラスターが発生したようだ。14日、韓国紙『朝鮮日報』が伝えている。
蔚山現代はストライカー不足という不安を抱える中、今季のKリーグ1(韓国1部)開幕節・金泉尚武FC戦で0-0のドローに終わったものの、第2節・城南FC戦では天野純の全得点を叩き出す活躍もあり勝利。その後も全北現代とのダービーマッチも含めて連勝を飾っており、第5節終了時点で勝ち点13を獲得。単独首位に立っている。
そんな蔚山現代は15日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区プレーオフのタイ・ポート戦を控えている。しかし『朝鮮日報』の伝えたところによると、13日実施のPCR検査で新型コロナウイルス陽性者が多数確認されたという。
これにより、タイ・ポート戦でメンバー入りする選手は15人にとどまる模様。『朝鮮日報』は「キム・ギヒとイム・ジョンウンを負傷により欠くディフェンスラインで壊滅的な打撃を受けた。2年ぶりのアジアタイトル奪還に向け、赤信号も灯っている」と伝えている。
なお蔚山現代はタイ・ポート戦に勝利すると、グループステージで昨季J1覇者の川崎フロンターレ、中国スーパーリーグ所属の広州FC、マレーシア1部の強豪ジョホール・ダルル・タクジムと対戦する。Jリーグでのプレー経験のある選手を迎え入れて好スタートを切っていただけに、今回のコロナ陽性者続出にホン・ミョンボ監督は頭を抱えていることだろう。
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