1度は誰もがあこがれるオーダースーツですが、以前は高価なイメージもあったオーダーでも最近では手ごろな価格でもオーダーが出来るようになりました。
老舗として知られている三峰でも、オーダースーツを製造しています。昔から憧れていたもしくは憧れている方も多いのではないでしょうか。中にはすでにお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。そんな昔から素敵なデザインと製法で知られている三峰についてより詳しくご紹介していきます。
目次
三峰(mitsumine)とは?
三峰(mitsumine)のオーダースーツの特徴
三峰(mitsumine)とは?
三峰とは、株式会社三峰の展開するブランドで1954年にオープンしました。イタリアのようなデザインが特徴的なスーツで、価格も手が伸ばしやすいような金額に設定されています。オーダースーツのイメージがある方も多いですが、日本で初めて吊るしの既製品スーツを販売したことで有名です。
三峰(mitsumine)のオーダースーツの特徴
今ではオーダースーツというと、三峰がトップランクインするほど有名ですが、それには納得できる理由があります。金額と見合わないほど、もっと金額が高くてもいいと思えるほどこだわっている製法などもあります。
敷居が高くてなかなか勇気が出ずにいた方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。この品質が高いことで知られる三峰ですが、実際にどのように作られているのか、そのこだわりや特徴をご説明します。
特徴①手間をかけた製法
三峰のオーダースーツは、300程の工程を経て作られています。これだけの工程がある場合、普通であればこの金額でこのクオリティのオーダースーツを手に入れることは出来ません。それだけ高品質だということが、今の説明で伝わるかと思います。
工夫されているのはそれだけではありません。プレスと仕付け作業を何度も繰り返すので、丸みのあるスーツが完成します。生地は湿度の影響を受けて動くことがあるため、生地を縫い合わせた時にずれないようにカッティングした生地を加湿し1日寝かせます。
特徴②上質な生地
他のメーカーのスーツに比べると何度着てもへたることもなく、丈夫な作りになっています。繊細と呼ばれるような見た目の生地でも、傷むことなく数年着ることを考えることが出来るほどしっかりとしています。
この作りであるならば、手が出ないほど高級な金額であってもおかしくないようなクオリティの高いスーツですので、よれることもなく安心して着ることが出来ます。
特徴③細部へのこだわり
三峰では、1つ1つを丁寧により細部までこだわって作成しています。棒襟と呼ばれる方法で作られ、生地に丸みをつけて立体的にする方法を使用することで背骨にスーツの重さがかからないような作りになっています。軽い感覚で着用でき、着心地が良いスーツに仕上がります。