頭皮に潤いを与え、フケやかゆみ、ベタつきなどのトラブルを軽減してくれる頭皮の保湿ローション。

頭皮の乾燥や髪のボリューム不足を改善するのに有効ですが、調べてみると実に多くの商品がヒットし、どれを選べばいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、頭皮ケアにおすすめの保湿ローション・オイルを男女別ランキング形式で紹介していきます。

目次
頭皮の乾燥は様々な頭皮トラブルを招く!頭皮乾燥が原因で引き起こされるトラブル
頭皮の乾燥を防ぐ保湿ローションとは?

頭皮の乾燥は様々な頭皮トラブルを招く!頭皮乾燥が原因で引き起こされるトラブル

1、頭皮の乾燥によりかゆみが出る

頭皮トラブルの中でもっとも多いのが、頭皮の乾燥によるかゆみです。

頭皮のかゆみは空気の乾燥やストレスによって起こり、一度かき始めると仕事に集中できなくなるほどの強いかゆみに襲われてしまうことも。

頭皮のかゆみはたっぷりの保湿ケアで改善できるので、この場合専用の保湿ローションを使って頭皮ケアをすることが解決の近道となります。

2、頭皮の乾燥によりフケが出る

頭皮の乾燥は、かゆみだけでなくフケの原因にもなります。

フケが出るということは、潤い不足によって肌表面の角質層が剥がれ落ち、バリア機能が著しく低下している状態であるということ。

これによって、シャンプーがしみるなど別の頭皮トラブルに発展することもあるので、フケ予防と頭皮保護の観点から専用ローションを使った保湿ケアが必要です。

3、頭皮の乾燥による地肌のベタつき

頭皮の乾燥を放置すると、バリア機能を強化するために肌は必要以上に皮脂を分泌しようとします。

乾燥なのにベタつき?と不思議に思う人もいるかと思いますが、これは「インナードライ」と言って、肌の内側は乾燥しているのに、表面はベタベタしてしまう非常にやっかいな肌質なんです。

インナードライは、シャンプーのしすぎや乾燥しやすい季節に起こりやすいので、この場合も丁寧な保湿ケアでじっくりと治していく必要があります。

頭皮の乾燥を防ぐ保湿ローションとは?

頭皮の保湿ローションについて、その存在は知っていても、実際に使ったことがある人は少ないかも知れません。

どんな人におすすめなのか、また、どのような商品を選ぶべきか、ここからは頭皮ローションに関する基礎情報を紹介していきます。

頭皮の保湿ローションがおすすめな方

1、かゆみやフケが気になる方

先ほど説明した通り、かゆみやフケの主な原因は乾燥です。

スキンケアと同じで、頭皮の乾燥には専用の保湿ローションでたっぷりと潤いを与えてあげましょう。

2、アトピー肌の方

アトピー体質の人は、生まれつき肌のバリア機能が弱く、ノーマル肌の人に比べて肌が乾燥しやすいのが特徴です。

かゆみやフケだけならともかく、最悪の場合ジュクジュクした湿疹ができることもあるので、季節を問わず日常的に頭皮の保湿をオススメします。

3.ヘアカラーをした後

最近のカラー剤は髪や地肌に優しいと謳われているものが多いですが、それでも絶対にダメージがないというわけではありません。

カラーの後は多少なりとも地肌に負担がかかっているので、美容成分たっぷりの保湿ローションで頭皮を優しくいたわってあげましょう。

4、薄毛が気になる方

頭皮ローションは、種類によって薄毛対策に効果的なものもあります。

年齢とともに髪のボリュームが減ってきたと感じる人は、専用のローションを使って健やかな地肌ケアをしてみてはいかがでしょうか。

頭皮への保湿ローションの選び方

1、保湿成分

頭皮トラブルの元となる乾燥を改善するには、保湿成分がたっぷり配合されたローションを使ってお手入れするのが一番効果的です。

商品選びの際は、パッケージに「保湿」「潤い」「乾燥対策」といったキーワードが明記されているかをチェックしてみましょう。

具体的な成分としては、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などがオススメです。

2、フケ、臭い対策の成分

フケや頭皮のニオイが気になる人は、「オクトピロックス」や「ミコナゾール硝酸塩」などの成分が配合された保湿ローションを選びましょう。

これらの成分には、フケやニオイの原因となる細菌の増殖を抑える効果があり、シャップーや育毛剤など多くのヘアケア用品に配合されています。

フケやニオイは周囲にも不快な思いをさせる恐れがあるので、頭皮トラブルの自覚がない人も予防の観点から使用することをオススメします。

頭皮への保湿ローションの塗り方・使い方

頭皮用の保湿ローションは、ノズルをそのまま頭皮に押し当てて使うタイプと、適量を手にとって指でなじませるタイプの2パターンがあります。

どちらのタイプもムラなく塗ることが大切なので、地肌につけた後は指の腹を使ってマッサージするようになじませましょう。