目次
年収300万円から収入を増やすためには
年収300万円でできる節税対策
年収300万円から収入を増やすためには

年収300万円では満足しておらず、さらに収入を増やしたいと考えている人もいるでしょう。収入を増やすためにできることを三つ紹介するので、できることから実践してみましょう。
今の会社で出世する
出世は、年収を上げる代表的な方法といえます。多くの会社では、課長や部長などの役職が就くと、役職手当がもらえて大幅な年収アップが可能です。出世を狙うなら、役職に就くことを目指しましょう。
ただし多くの会社では、昇進や昇給のタイミングは年に1〜2回程度です。そのため、出世による収入アップを狙うには、基本的に長丁場になることを覚悟しておかなければなりません。
出世のスピード感を把握するために、上司がどのくらいの年齢でどのポジションに就いているかを確認すると良いでしょう。
転職をしてキャリアアップ
今の会社では目標の年収まで昇給できる見込みがない、あるいは実績が全然評価されない場合は、転職が有効な選択肢です。同じ業務内容でも、会社や業界が変わるだけで給料も上がることがあります。
転職で年収を上げるポイントは、平均年収の高い業界を狙うことです。若いうちであればポテンシャルを評価して採用をしてくれる企業も多いため、思い切って新たな業界にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
転職サイトによっては、簡易的に自分の市場価値を診断できる機能があります。転職を始める前に、試してみましょう。
独立や起業をする
数ある収入アップの方法の中でも、一番収入アップの伸び代が大きい方法です。しっかりと自社の売上げをあげれば、会社員では達成できないような収入が得られることが最大のメリットでしょう。
しかし、会社員のように毎月安定した収入があるわけではないため、その分リスクは大きくなります。起業や独立の成功率を上げるなら、今まで自分が身につけたスキルを生かせる分野でビジネスをすることがポイントです。
若いうちであれば、仮に起業に失敗してもダメージは少なく、再就職も十分可能です。起業経験を評価して採用してくれる企業もあるため、起業へ挑戦する価値はあるでしょう。
年収300万円でできる節税対策

収入を上げる方法は、給料を上げることだけではありません。節税をして手元に残るお金を増やすことでも収入アップが可能です。ここからは、年収300万円でできる節税対策を二つ紹介します。
老後の資金がためられる「iDeCo」
iDeCoとは任意で資金を拠出し、自分で運用する年金制度です。iDeCoのメリットは、拠出した金額が所得から控除される点と、運用益に税金がかからない点です。そのため資金を拠出することで所得税や住民税を安くできるとともに、金融商品の運用益を非課税で再投資できます。
ただし、1年間に拠出できる金額には上限があります。会社員で企業年金がない場合は27.6万円、企業年金がある場合は14.4万円が年間の上限額です。また、拠出した資金は60歳になるまで引き出せない点に注意しましょう。
返礼品がもらえる「ふるさと納税」
任意の自治体に寄付をすることで、節税だけでなく、返礼品がもらえるお得な制度です。手続きをすることで、2000円を超える部分は住民税の控除を受けられます。さらに、寄付した自治体の特産品などの返礼品をもらえるため、一石二鳥の制度といえます。
ふるさと納税を利用するには、基本的に確定申告が必要です。しかし、特に会社員の場合、確定申告が面倒な人もいるでしょう。
そんな人には確定申告が不要なワンストップ制度を利用することがおすすめです。所得税の還付は受けられませんが、面倒な手続きをしたくない人に向いています。
『ふるさと納税かんたんシミュレーション』を使えば、家族構成と年収を入力するだけで、控除の上限額を知ることができます。