目次
クリーニングを依頼する際の注意点
・見積もりは慎重に
・クリーニングは遅くとも内覧前に終えること
・業者選びも重要
クリーニングすることで早く売却できる可能性も
クリーニングを依頼する際の注意点
マンションを売却するにあたって、室内のクリーニングを依頼する際は以下の3つの点に注意しましょう。
見積もりは慎重に
入居中に行うか、退去後に行うかで料金は変わってきます。居住中の場合、荷物や家具を避けながらの作業になることや、住人の生活時間に配慮しなければならないなどの制約があるためです。また部分的に依頼する場合は、1カ所のみの依頼より「水周りコース」など、複数箇所をまとめて依頼する方が結果的に安くなるケースもあるようです。
依頼する時期も重要です。12月から3月は新生活を見越した繁忙期に入るため割高になりがちです。できれば複数の業者から見積もりをとって、サービスや価格などを比較検討しましょう。
クリーニングは遅くとも内覧前に終えること
クリーニングを依頼するタイミングは、査定前がベストです。マンションの売却を決めてから実際に不動産会社の担当者が査定に入る前に行っておくと、査定額が上がる可能性があります。ただ、売却の戦略によっては、ハウスクリーニングをどこまで行うかが変わってきますので、不動産会社に相談してからでも遅くはありません。
ただせっかくクリーニングするのであれば、購入希望者が内覧に訪れる前にすませる必要があります。たとえ居住中でも、きちんとクリーニングされ整頓された部屋は、購入意欲を高める効果も期待できます。
業者選びも重要
クリーニングを請け負う業者の中には、賠償責任保険に加入していない業者もいます。保険に加入している業者であれば、万が一クリーニング中に家財道具を破損された場合でも速やかに修理対応されるでしょう。見積もりを複数に依頼したうえで、信頼できる会社を選びましょう。
クリーニングすることで早く売却できる可能性も
マンションを売却する際、クリーニングをするかどうかは売主の判断次第です。全面売主の負担となるので、依頼しようという気にはなかなかならないかもしれません。クリーニングを行うメリットは「きれいな物件ほど早く売れる」ということです。不動産会社と相談のうえ、ハウスクリーニングをした方がいいと提案を受けたら、専門の業者に依頼しましょう。
マンション売却を考え始めたら、少しずつ意識して室内の片付けや掃除を進めましょう。クリーニングを業者に依頼すべきかどうかの判断もしやすくなります。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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