札幌移籍の噂も…ベトナム代表MFが来月にもフリーに!本人は海外挑戦熱望も…
(画像=グエン・クアン・ハイ 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌からの関心が伝えられていたベトナム代表MFグエン・クアン・ハイ(24)は、今年4月にもベトナム1部のハノイFCを退団するようだ。13日、ベトナム紙『VNエクスプレス』が伝えている。

 身長168cmで左利きのクアン・ハイは、2015年からハノイFCに在籍。トップ下を本職とする中、2021シーズンはリーグ戦12試合中9試合に出場している。また、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選ではここまでの全8試合でスタメン出場。さらに昨年12月5日から今年1月1日にかけて行われたAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)では6試合中5試合で先発出場して2ゴール2アシストをマークしていた。

 そんなクアン・ハイに対しては欧州複数クラブが関心を寄せているとインドネシアメディア『BOLA TIMES』が今年1月末に報道。くわえて選手サイドが北海道コンサドーレ札幌からのオファーを拒否したことにより、ハノイFC残留に向かっていると伝えられていた。

 しかし『VNエクスプレス』が報じたところによると、クアン・ハイ本人は欧州挑戦を望んでいるもあり、選手サイドとクラブ幹部による契約延長交渉が決裂したとのこと。現行契約は今年4月12日までとなっており、ハノイFCを契約満了により退団することがほぼ確実になったという。また、『VNエクスプレス』は過去に日本、韓国、ラトビア国内のクラブが同選手にコンタクトをとったこともあわせて伝えている。

 なお、北海道コンサドーレ札幌は昨季限りで川崎フロンターレへ完全移籍したタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)の後釜として、ブラジル人MFガブリエル・シャビエル(28)を獲得。ただ、東南アジアでのマーケット戦略を継続するという観点から、タイ・リーグ1(タイ1部)のブリーラム・ユナイテッド所属のタイ代表MFスパチョーク・サラチャット(23)の獲得に動いていると伝えられている。そのスパチョークとともに北海道コンサドーレ札幌移籍が噂されたクアン・ハイだが、本人はJリーグ挑戦をプランに含めていないかもしれない。

提供元・Football Tribe Japan

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