トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社が、2022年シーズンのMoto2でも「トライアンフトリプルトロフィー#PoweredByTriumph」を行うと発表した。

トライアンフトリプルトロフィーでは、「スタートからフィニッシュまでのレース展開(7ポイント)」、「ポールポジション(6ポイント)」、「レース最速ラップ(5ポイント)」と、レース順位とは異なる切り口の独自ポイントルールが設定されており、ライダーはこのポイントをかけて、シーズンを通して各グランプリを戦うこととなる。

尚、優勝者にはMoto2のエンジンから派生した、765cc3気筒エンジンを搭載するストリートトリプルRSが贈られる予定だ。

目次

  1. トライアンフトリプルトロフィー#PoweredByTriumph が2022年シーズンのMoto2™ に帰ってきました
    1. 2022年シーズンでは、ポイント構成を以下のように変更しました。
    2. トライアンフ チーフ・プロダクト・オフィサー スティーブ・サージェント
    3. ドルナスポーツ・マネージングディレクター カルロス・エスペレタ
  2. トライアンフについて

トライアンフトリプルトロフィー#PoweredByTriumph が2022年シーズンのMoto2™ に帰ってきました

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社は、トライアンフトリプルトロフィーが2022年シーズンのMoto2™に帰ってきた事をアナウンスした。

【Moto2】今年も「トライアンフトリプルトロフィー」が実施決定!
(画像=『Moto Megane』より 引用)
  • Moto2™の大接戦を物語る新しいポイント体系
  • 2022年のストリートトリプルRS賞をカタールGPにてお披露目
  • トライアンフトリプルトロフィーはカタールGP終了後、ヴィエッティが早くも暫定首位に立つ

カタールGPはトライアンフの765ccトリプルエンジンが搭載されたMoto2™シーズンの4年目の開幕戦であると同時に、今シーズンからポイント体系を刷新した2022年トライアンフトリプルトロフィーのキックオフとなった。

今年で3年目を迎えるトライアンフトリプルトロフィーだが、2020年にマルコ・ベゼッキ、2021年はラウル・フェルナンデスにカスタムカラーのStreet Triple RSが贈られ、彼らはMoto2™を足掛かりにMotoGP™への道を順調に進んでいる。
今年の優勝者に贈られる2022年型ストリートトリプルRSは、カタールでドルナスポーツマネージングディレクターのカルロス・エスペレタとトライアンフモーターサイクルズ最高製品責任者のスティーブ・サージェントによって贈呈される。

トライアンフトリプルトロフィーは、週末のGPに単にレースで勝利する以上のサクセスストーリーがあることを認識し、Moto2™の信じられないほどの接戦の性質を反映するために新しい採点方法を導入することとした。
過去2年間、トライアンフトリプルトロフィーを獲得したのは世界チャンピオンではなかったが、2022年の変更点は、すべての傑出したパフォーマンスをより深く追求するために設計されている。

【Moto2】今年も「トライアンフトリプルトロフィー」が実施決定!
(画像=『Moto Megane』より 引用)

2022年シーズンでは、ポイント構成を以下のように変更しました。

7ポイント – スタートからフィニッシュまでのレース展開
スタートからチェッカーフラッグまでの間に最も多くのランクアップを獲得したライダーに7ポイントが与えられる。
6ポイント – ポールポジション
予選でポールポジションを獲得したライダーに6ポイントが与えられる。 5ポイント – レース最速ラップ
ファステストラップを更新したライダーに5ポイントが与えられる。

ベスト・レース・プログレッションは、日曜日のレースで素晴らしいパフォーマンスを見せ、スタート位置に対して最も高い順位でレースを終えたライダーを表彰するもので、ルセール国際サーキットで開催された開幕戦では、ポールポジションとファステストラップを獲得したセレスティーノ・ビエッティが序盤でリードを広げた。

優勝者(シーズンを通して最も多くのポイントを獲得したライダー)には、Moto2™のエンジンから派生した765ccトリプルエンジンを搭載したTriumph Street Triple RSモーターサイクルが贈呈される予定だ。

【Moto2】今年も「トライアンフトリプルトロフィー」が実施決定!
(画像=『Moto Megane』より 引用)

トライアンフ チーフ・プロダクト・オフィサー スティーブ・サージェント

「Moto2世界選手権は非常に接戦しており、2021年には、トライアンフ765ccのパワーを使ってすでに達成された多くの記録を上回る、合計16のラップレコードが更新され、カテゴリーが再び再定義されたのです。

2022年シーズンのプレシーズンテストでラップレコードが更新されたように、エンジンにいくつかの改良を加えてパフォーマンスを向上させることができ、これに続くものと思われます。

レースの緊密さと激しさを強調するため、トライアンフトリプルトロフィーの採点は今年から変更され、予選のパフォーマンスから決勝のポジションまで最も向上したライダーが表彰されるようになりました。これにより、上位にいないライダーの素晴らしいパフォーマンスにもスポットが当たり、Moto2がいかに競争力のあるレースであるかを示すことができます。

どのライダーがレースで勝利を手にするのかが本当に楽しみですし、Triumph Triple Trophyの勝者には、ワンメイクの特別なStreet Triple RSがふさわしいと確信しています。」

ドルナスポーツ・マネージングディレクター カルロス・エスペレタ

「トライアンフとともに、Moto2の接戦を祝福できることを大変うれしく思います。

トライアンフトリプルトロフィーは、印象的なレースを過ごしたライダーに報いるための素晴らしい方法であり、ストリートトリプルRSはそれを象徴する印象的な賞品と言えるでしょう。

トライアンフがこのクラスを牽引し、ここ数シーズンでMoto2が進化したことに私たちはこれ以上ない喜びを感じています。このコラボレーションによってMoto2には素晴らしいレースが生まれ、MotoGPに進むライダーがこれほどまでに多くいたとは驚きでした。トライアンフとのハイレベルなレースが、これからも何シーズンも続くことを楽しみにしています!」

【Moto2】今年も「トライアンフトリプルトロフィー」が実施決定!
(画像=『Moto Megane』より 引用)

トライアンフMoto2™ 765ccレースエンジンは、クラストップのストリートトリプルRS 765ccを発展させたもので、140PS以上の出力と直感的なトリプルサウンドを発生させる。 トップ仕様のストリートトリプルRSは、公道だけでなくサーキットにも最適だ。

トライアンフについて

  • 1902年に設立されたトライアンフ モーターサイクルズは、オートバイ製造を開始して2022年で120年周年を迎えた。トライアンフモーターサイクルズは30年以上にわたり、レスターシャー州ヒンクレーに拠点を置き、本物のデザインと個性、カリスマ性、パフォーマンスが完璧に調和した象徴的なバイクを生産し続けている。
  • トライアンフは英国最大のオートバイメーカーで、2021年度の生産台数は75,000台以上、世界に約700のディーラーを展開している(自社調べ)。
  • この集中力と技術革新、そしてエンジニアリングにかける情熱をもって、魅力的な新型Speed Triple 1200 RRやTiger Sport 660、素晴らしいTiger 900、世界をリードするRocket 3 Rと GT、ハイパフォーマンスが特徴のStreet Triple RS、象徴的なScrambler 1200、大陸横断用のTiger 1200、2021年にアップデートされた伝説的なTriumph Bonnevilleファミリー(Bonneville Bobber、Thruxton RS、Street Twin、Street Scrambler、象徴的なBonneville T120とT100)から、エキサイティングで乗りやすいトライアンフ モーターサイクルズのA2シリーズまで、あらゆるライダーのニーズを満たす幅広い種類のバイクを生み出している(国内では未展開)。
  • トライアンフは現在、世界中で約2,000人の従業員を抱え、英国、北米、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本、スウェーデン(スカンジナビア)、ベネルクス、ブラジル、インド、中国、タイで系列企業を経営するとともに、独立販売代理店のネットワークを有している。また、レスターシャー州ヒンクレーおよびタイに製造工場、ブラジルとインドにCKD工場を持っている。
  • Triumph Bonnevilleは、トライアンフが米国ユタ州ボンネビル・ソルトフラッツで1956年に速度記録を達成したことを祝って名付けられたことで有名だが、元々はイギリスのスーパーバイクだった。あっという間に数々のレースで優勝するオートバイになり、その伝説的なハンドリング、スタイル、個性により、過去の有名なモーターサイクリストたちに選ばれてきた。2021年向けにアップデートされ、パフォーマンス、機能、スタイルがさらに向上したTriumph Bonnevilleだが、新たなBonnevilleファミリーを今日正真正銘のモダンクラシックバイクたるものにしているのが、ライダー志向の技術と組み合わさったまさにそのハンドリング、個性、象徴的な外観なのだ。
  • トライアンフは、モーターサイクルスポーツのほとんどすべてのクラスと分野に参戦し、数々の勝利を獲得するという輝かしいレースの歴史を有している。1908年の第2回マン島TTレースで優勝を飾り、1960年代にはヨーロッパやアメリカで開催されたロードレースやトラックレースで勝利を独占し、最近のレースとしては、トライアンフの675cc 3気筒エンジンによる2014年のデイトナ200で勝利、2014年マン島スーパースポーツTTで勝利、2014年と2015年のイギリススーパースポーツで複数のタイトル獲得とワールドスーパースポーツレーシングで勝利し、そして2019年には、ピーター・ヒックマンが乗車したマン島スーパースポーツTTでの優勝など、現代のレースでの活躍にまで至っている。
  • 2019年シーズンの開幕以降、FIM Moto2™世界選手権への独占的エンジンサプライヤーとして、トライアンフのレーシング伝説は今なお続いている。トライアンフ モーターサイクルズは出場全チームにレース専用チューンを施した765cc 3気筒エンジンを供給しており、このエンジンはクラスをリードするStreet Triple RSエンジンをベースにしている。初年度にはこのクラスを再定義しながら、Moto2™ マシン初の300kmhオーバーの最高速度達成を含め、次々と記録を塗り替え、2020年シーズンは記録更新がさらに高速化され、15回のレースから、前代未聞の11個のラップレコードと7人の異なる優勝者が生まれた。
  • トライアンフのレース活動はさらに強化され、2021年にはブリティッシュスーパーバイクのパドックに戻り、ファクトリーサポートのレースチーム、ダイナボルト・トライアンフとしてブリティッシュスーパースポーツ選手権に参戦した。
  • 2021年、トライアンフはモトクロスとエンデューロの両方のシリーズで最高峰の選手権レースに取り組むことを約束し、モトクロスとエンデューロの世界への参入と新しいファクトリーレースの取り組みを発表した。

リリース提供元:トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社

提供元・Moto Megane

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