
カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセに所属するブラジル人FWデラトッリ(29)はJリーグ移籍に向かっているようだ。11日、『UOL』や『O POPULAR』などブラジル国内の複数メディアが伝えている。
同選手はこれまでブラジル国内の複数クラブやイングランドのQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズFC)、タイのスパンブリーFCなどに在籍。キプロス国内の強豪APOELニコシア所属時の2018/19シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ予選でプレーしている。
そんなデラトッリは昨季、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のセントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノ(CSA)でプレー。リーグ戦38試合中30試合の先発出場で12ゴールをマークしていたが、今年1月にCSAを退団してアトレチコ・ゴイアニエンセに加入している。しかし、1月末開幕のカンピオナート・ゴイアーノ(ブラジル・ゴイアス州選手権)では5試合で先発出場していたが、先月19日のヴィラ・ノヴァ戦以降は全試合でメンバー外となっている。
その中、アトレチコ・ゴイアニエンセの会長はブラジル国内メディアのインタビューに応じた際、デラトッリについて「このクラブが彼に行った投資を踏まえると、彼にはもっと多くのことを期待していた」とコメント。『UOL』が「デラトッリの去就は不透明であり、すでに海外からの好条件のオファーが届いている」と伝えると、『O POPULAR』は「デラトッリは日本のクラブから関心を寄せられている」と報じている。
なお、Jリーグの第1登録期間(移籍ウィンドウ)は来月1日までとなっている。どのクラブが数年前に欧州で実績を残した外国籍ストライカーの獲得を狙っているのか気になるところだ。
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