目次
+Googleスプレッドシートに時間をショートカットキーで入力する方法 +Googleスプレッドシートで所要時間を手動で計算する方法 +Googleスプレッドシートで経過時間・所要時間を自動で計算する方法 +Googleスプレッドシートで集計時間を足し算で求める方法 +Googleスプレッドシートで時間管理しよう
Googleスプレッドシートでスケジュールを管理したり、香盤表を作成したり、時間管理したい人も多いのではないでしょうか。
本記事では、時間をショートカットキーで入力する方法や自動で経過時間を計算する方法などを詳しくご紹介します。
本記事の内容をざっくり説明
- Googleスプレッドシートに時間をショートカットキーで入力する方法
- Googleスプレッドシートで経過時間・所要時間を自動で計算する方法
- Googleスプレッドシートで集計時間を足し算で求める方法
Googleスプレッドシートに時間をショートカットキーで入力する方法
Googleスプレッドシートに毎日時間や日付を入力するのを億劫に感じている人もいるのではないでしょうか。
まずは、Googleスプレッドシートに日付や時間をショートカットキーで入力する方法についてご紹介します。

日付を入力するショートカットキーは、Windowsの場合は「Ctrl + :」Macの場合は「command(⌘) + ;」です。

時間を入力するショートカットキーは、Windowsの場合は「Ctrl + Shift + :」Macの場合は「command(⌘) + shift + ;」です。

日付と時間を入力するショートカットキーは、Windowsの場合は「Ctrl + Alt + Shift + :」Macの場合は「command(⌘) + option + shift + ;」です。
ショートカットキーで入力すると、全て半角で入力されるので計算するのも簡単になります。積極的にショートカットキーを使っていきましょう。
ショートカットキーがうまくいかない人もいるのではないでしょうか。

上記の画像のように、セルをクリックして入力できる状態の場合、ショートカットキーが作動しません。

セルは一度だけクリックした状態で、ショートカットキーを押しましょう。
Googleスプレッドシートで所要時間を手動で計算する方法
Googleスプレッドシートで所要時間を手動で計算する方法は、引き算を使用することで簡単に行なえます。

所要時間を入力したい場所をクリックして「=終了時間-始めた時間」と入力します。

Enterボタンを押すと、勉強時間が計算できます。

セル左下の青色の正方形にマウスカーソルを近づけるとマウスカーソルが「+」に変化します。

「+」のマウスカーソルのまま下にドラッグすると、上記の画像のように移動で同じ計算をしてくれます。
初めて計算式を使う人もいるのではないでしょうか。以下では計算式のやり方がわからない人のために詳しく計算のやり方をご紹介します。

まずは、セルをダブルクリックして半角のイコールを入力します。全角のイコールでは計算式にならないので気をつけましょう。

次に終了時間を入力します。もちろんキーボードで「D2」と入力しても問題ありませんが、マウスカーソルを動かしてD2セルをクリックすることでも入力されます。

最後に、引き算を表す半角の「-」を入力しましょう。B2もD2と同様に入力したら、Enterを押して完成です。
Googleスプレッドシートで経過時間・所要時間を自動で計算する方法
ドラッグして計算したり、いちいち手で入力するのを毎日やりたくないという人もいるのではないでしょうか。
勉強終了時間を入力するだけで、自動的に経過時間を計算してくれる方法があります。
以下では、Googleスプレッドシートで経過時間・所要時間を自動で計算する方法について詳しくご紹介します。
自動で計算する方法で使用するのはIF関数です。IF関数とは「=IF(論理式, TRUE値, FALSE値)」のように使用します。論理式を満たしている場合はTRUE値を、満たしていない場合は FALSE値が自動的に入力されます。
今回の場合は、勉強終了時間が入力されたら勉強終了時間から勉強開始時間をひいた経過時間が表示され、勉強終了時間が入力されなかったら何も書かないという命令をします。
つまり論理式は「勉強終了時間が入力されること」TRUE値は「経過時間」FALSE値は「何も書かない」です。
これを数式に表すと「=IF(D2<>"",D2-B2,"")」になります。「<>””」はセルに入っていれば何でもいいことを表しています。

実際に入力してみると上記の画像のように自動で入力されます。
数式の意味を理解していなくても「=IF(D2<>"",D2-B2,"")」をコピーしてセルを変えるだけで簡単に使用できます。
エラーが起きてしまう場合は、コピーしたものを参考に始めから自分のパソコンで打ち直してみましょう。すべて半角で使用することを意識しましょう。
Googleスプレッドシートで集計時間を足し算で求める方法
経過時間の合計を求めるためにはSUM関数を使用することがおすすめです。
SUM関数は「=SUM(合計したいセル)」と入力するだけで簡単に足し算が可能です。

「=SUM(合計したいセル)」を入力します。セルは一度クリックしながらスクロールすると複数選択できます。

Enterを押すと、自動的に集計時間が算出されます。

集計時間が「24時間」を超える場合は、上記の画像のように正常に集計されません。

正常に集計時間を表示させるために「表示形式」>「数字」>「経過時間」をクリックします。

経過時間表記にすることで、正常に集計時間が表示されます。
Googleスプレッドシートで時間管理しよう
本記事のまとめ
- 時間を入力するショートカットキーWindowsの場合は「Ctrl + Shift + :」
- 時間を入力するショートカットキーMacの場合は「command(⌘) + shift + ;」
- IF関数を使うことで自動的に経過時間が入力される
本記事ではGoogleスプレッドシートの時間の管理に便利なショートカットキーや経過時間・集計時間の出し方をご紹介しました。
毎日入力する時間をストレスなく管理できるようにショートカットキーや自動算出方法などを活用してみてはいかがでしょうか。
文・U-NOTE編集部/提供元・U-NOTE
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