今や老若男女問わず幅広い世代が日常的に利用しているYouTube。そんなYouTubeの中でも、子どもたちに絞って「どんなYouTube動画を見ているのか」を調査したアンケートの結果が発表された。そのランキングでは、圧倒的第1位の座に君臨するのがヒカキンさんの「HikakinTV」という調査結果だったが、2位以降が意外な結果となったようだ。
今回は、「子どもがよく視聴しているYouTube動画」の調査についてお伝えしていきたい。
人気YouTuberが群雄割拠の時代に子どもから圧倒的人気を誇るヒカキン

YouTuberに詳しくない人でも、一度は「ヒカキン」の名前は耳にしたことがあるという人がほとんどではないだろうか。小学生の保護者向けの教育メディア「おうち教材の森」は3月2日、日本全国の中学生以下の子どもを持つ保護者を対象に実施した「子供が大好きでよく動画を視聴するYouTube動画は?」の調査結果を発表した。
調査結果によると、200人中85人がヒカキンさんの「HikakinTV」と回答し、その圧倒的な人気ぶりを改めて証明した。HikakinTVに次ぐ2位には、53人が「その他」という回答で、数あるコンテンツの中から興味のあるものを選んで見られるという環境下で、それぞれが好きなものを視聴していることが伺える。以下、3位「はじめしゃちょー(hajime)」(24人)、4位「東海オンエア」(15人)、5位「Fischer’s-フィッシャーズ-」(14人)と続く結果となった。
ヒカキンの人気の理由は何か。2位が「その他」との調査結果からみえることは

ヒカキンと言えば、日本のユーチューバーの草分け的存在。新潟県出身で幼少期はスキージャンプをしており、北京オリンピックに出場していた高梨沙羅選手と撮った動画があることなどはあまり知られていないかもしれない。調査で出てきた声は、「子どもと安心して見られるから」「ヒカキンの動画は見る人をワクワクさせてくれるから」「日本でトップの人気で、安定した面白さがある」と、保護者が安心して見せられる内容ということが評価されているようだ。子どもが好きな変顔や大人からすると単純とも思える効果音もいいのかもしれない。
2位の「その他」との回答は、咀嚼音を楽しむ動画「わさびの食べる音」やアンパンマンなど子どもが好きなものを扱う「トイキッズ」やゲーム動画など、興味のある動画を選んでいるという結果だった。「興味のあるものを追求した経験のある子どもは高学歴になる傾向がある」という説もあり、好きなことにダイレクトにアクセスできる環境はいいのかもしれない。
子どもが自分の”好き“を探し出してくる力は凄まじい。視聴者の好みの動画をどんどん提供してくるYouTubeの性質を最大限活用して、子どもの琴線に触れるものを見せることは有効に思う。ただ、視聴時間や視聴環境に注意することは言うまでもないが、家族全員がそれぞれ好きな動画に没頭して会話ゼロなんてことはないようにしたい。
出典元:【調査結果】子供が大好きでよく動画を視聴するYouTube動画は?【おうち教材の森】
※サムネイル画像(Image:Sharaf Maksumov / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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