
TFF1.リグ(トルコ2部)のコジャエリスポルに所属する元南アフリカ代表FWディノ・ヌドロブ(32)には、Jリーグクラブからオファーが届いているようだ。8日、中国メディア『新浪体育』が伝えている。
同選手は南アフリカやイスラエル、キプロス、アゼルバイジャン国内の複数クラブでプレーすると、2018年1月にカラバフFKから中国2部の浙江緑城足球倶楽部へ完全移籍。昨年4月に退団して3カ月ほど無所属状態となったが、7月にコジャエリスポルへ加入していた。そのコジャエリスポルでは今季ここまでリーグ戦28試合中15試合の出場で9ゴール1アシストをマーク。昨年11月末からハムストリングの負傷により長期離脱を余儀なくされていたが、先月末に復帰している。
その中、『新浪体育』は「中国スーパーリーグの長春亜泰がディノ獲得にむけて移籍金30万ユーロ(約3800万円)によるオファーを提示した」と報道。長春亜泰が日本国内クラブとの争奪戦を繰り広げていることもあわせて伝えているが、日本国内クラブの提示額は30万ユーロを下回っているという。また、コジャエリスポルに対してオファーを提示したJリーグクラブの名前は現時点で明らかになっていない。
なお、長春亜泰はかつて横浜F・マリノスでプレーしたブラジル人FWエリキ(27)や元鹿島アントラーズのブラジル人FWセルジーニョ(26)ら外国籍4選手を抱えている。ただ、昨年10月の時点で給与支払いがおよそ4か月遅れていることが判明。財政難の可能性が伝えられる中、すでに今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージへの参加を辞退している。
また、セルジーニョは昨年12月中旬に中足骨骨折により一足早くシーズンを終了。一方エリキについては、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のボタフォゴFRが長春亜泰に獲得オファーを提示したものの、長春亜泰は放出に応じない姿勢を見せたと伝えられている。
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