ネット上からも「動画見て泣いた」「エモすぎて涙が」の声が多数

せっせと着メロを打ち込んだり、仲間たちとの思い出満載の「写メ」、たくさん付けたストラップやデコ、思いっきり伸ばしたアンテナなど、ガラケーたちとのさまざまな思い出をかき立てるのは、着信音が奏でる「仰げば尊し」のメロディ。単音から和音、そして音源へと、着信音も動画が進むにつれ発展を遂げていく。
圧巻はベートーヴェンの第九「歓喜の歌」とともに、人生の様々な大切なシーンでガラケーが果たしてくれたシーンが流れる場面だ。合格、出産など節目節目の大切なメッセージを届けてくれたガラケーが「楽しい時もうれしい時も」「そばにいさせてくれてありがとう」とつぶやく。そして再び「仰げば尊し」に戻り、役目を全うしたガラケーは「ありがとう」の言葉とともにスマホへと静かにバトンを手渡す。
このたった3分17秒の短い動画にも関わらず、23年のガラケーの果たした役割をギュギュっと詰め込んだ映像にネット上からも「動画見て泣いた」「エモすぎて涙が」「こちらこそ、そばにいてくれてありがとう…」などの感動の声が続出。「出勤途中に見るとヤバい。ティッシュ必須」といった声もあった。
近年のスマートフォンが加速度的に便利になっていく中で、「想いを伝える」という通信機器の原点の役割を思い出させてくれた今回の「iモード卒業公演」の動画。ガラケーのおかげで、どんなに便利で温かい絆が生まれてきたかを思い出させてくれたのも、多くの人の琴線に共鳴している理由の一つかもしれない。2026年3月のFOMAとiモードの卒業に向けて盛り上がりを見せる、今後のNTTドコモの特設サイトの行方にも注目していきたい。
●iモード卒業公演 ~Music by STUTS ~【NTTドコモ】
※サムネイル画像は(Image:「NTTドコモ」公式サイトより引用)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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