「A Chick Called Albert」というYouTubeチャンネルを運営する男性は、ペットショップを訪れた際にケージの中に放置されたインコの卵を発見しました。
男性とこの小さな卵の物語を記録した動画が感動的だと話題を呼び、公開から半月程度で1,600万回再生を突破しました。
そして、公開から1年以上が経った現在では、再生数は6,200万回を超えています。
※こちらは、2021年2月14日にFUNDOで公開した記事を再編集したものとなります
ケージの中に卵がポツン
ペットショップで販売されているインコのケージの中で奇妙な光景を目にした男性は、自分が目にしたものを見せるようにカメラを近付けました。
映し出されたのは、ケージの床にポツンと放置された小さな卵。
しかし、ケージの中には卵の父親であるオスのインコしか入っていません。
実は、卵を産んだ母親のインコは売られたばかりでもうお店にはいなかったのです。
それを聞いた男性は、自分がこの小さな卵を救おうと決意。
お店のオーナーに卵を譲ってもらい、大切に持ち帰るのでした。
心臓の鼓動が動いた!
自宅に戻った男性は、持ち帰った卵をインキュベーターに入れて数日間様子を見ることにしました。
すると数日後、卵にある変化が。
命が育っていることを意味する心臓の鼓動が確認できたのです!!
生命の神秘を捉えたこの瞬間から、卵の中の命は急成長。
それに伴って、発育中のヒナが殻にくっついてしまうのを防ぐために、卵を1日3回ほど回転させる作業も発生しました。
まさに親鳥が行う行動ですね。
お世話を始めて19日目、ついに・・・!
そんな男性の努力がついに実を結びました。
お世話を始めて19日目、ヒナが孵化したのです。
卵の中から出てこようと必死のヒナは、男性の手助けもあり無事に誕生することができました。
喜びと安堵で胸がいっぱいになりますが、物語はまだまだここから。
ふれるだけで壊れてしまいそうなほど小さい命を育てるのは簡単なことではありませんでした。
生まれてきたヒナにどうやって餌をあげたらいいのか勉強した結果、男性は一日8回の餌やりプロセスを繰り返します。
こうした男性の献身的なお世話によって、ヒナは着実に成長。
こうしてヒナのお世話をする傍ら、男性はあることが気になっていました。
それは、ペットショップにいたヒナの父親の存在です。
男性がお店に電話してみると、父親はまだ買い手が見つかっていないことが判明しました。
もしやこの展開は・・・?
そうなんです。
男性はヒナが飛べるようになるまで待った後、ペットショップで父親を引き取ったのです。
なんて素敵な物語なんでしょう。
男性の優しさと愛があふれる考えや行動に強く心を打たれます。
動画を観た人たちからも「世界には約70億人が住んでいて、彼のような人々は特別。それはもう凄く素晴らしくて信じられないほど特別。」「彼は世界をより良い場所にしている」といった称賛が贈られています。本当にその通りですよね。
動画はこちら
男性と小さな卵の心温まる物語は、こちらの動画からご覧いただけます。
提供元・FUNDO
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