1979年の登場以来、スズキを代表する軽自動車の1つとして長い歴史を紡いできたスズキ アルト。なかでもスズキ 初代アルトは、スズキの代表取締役会長でもある鈴木修氏が社長就任後に初めて手がけたクルマとしても語り継がれています。
2014年には初代から数えて6代目にあたるスズキ 6代目アルト(HA36V/HA36S型)が発売され、現在もユーザーニーズに応え続けています。今回は、そんなスズキ 6代目アルトのグレードについて紹介します。
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スズキ 6代目アルト F【価格:86万3,500円~】
スズキ 6代目アルト L【価格:91万800円~】
スズキ 6代目アルト F【価格:86万3,500円~】
スズキ 6代目アルトにおいて最廉価グレードに位置づけられているモデルが「F」です。
価格を低く抑えるために快適装備は必要最低限にとどめられていますが、エンジンは他のグレードと同様のR06A型を搭載。最高出力38kW(52PS)/6,500rpm、最大トルク63Nm(6.4kgm)/4,000rpmを発揮し、実用的な軽自動車としては充分なパフォーマンスを誇ります。
「F」には他のグレードには無い5速MT(マニュアルトランスミッション)が設定され、現在では珍しいMTの軽乗用車というニーズに応える貴重な存在でもあります。さらに、スズキ独自の安全装備である「スズキ セーフティ サポート」の有無も選択可能なグレードとなっており、価格の安さに加えて選択肢の多さが魅力的なグレードと言えるでしょう。
価格はMT、AT(オートマチックトランスミッション)ともに、2WD(前輪駆動)が86万3,500円、4WDが97万1,300円。スズキ セーフティ サポート装着車の場合はATのみとなり、価格は2WDが92万4,000円、4WDが103万1,800円と、非装着車で同じ駆動方式のモデルよりそれぞれ6万500円高くなっています。
スズキ 6代目アルト L【価格:91万800円~】
「L」は、「F」に比べて快適装備を充実させた中間グレードです。
「F」ではフロントシート(前席)のみだったパワーウィンドーが全席に設定され、4WDグレードでは運転席と助手席の両方にシートヒーターが標準装備されています。トランスミッションには伝達効率に優れるCVTのみとなっていますが、JC08モード燃費で2WDが37km/L、4WDも33.2km/Lを達成しています。
また、「F」同様にスズキ セーフティ サポートの有無を選べる選択肢の幅も見逃せません。
価格は2WDが91万800円、4WDが101万8,600円となり、スズキ セーフティ サポート装着車の場合はそれぞれ6万500円プラスの、2WDが97万1,300円、4WDが107万9,100円となっています。