今国会4回目となる憲法審査会で、国会の「出席」に関する憲法56条1項の解釈について、緊急時にはオンラインによる出席も含まれるとの見解が取りまとめられました。今後、憲法審査会長から衆議院議長、議院運営委員長に報告され、オンライン国会の実現に向けて動き出すことになります。

(画像=衆院憲法審査会で取りまとめられた「出席」の憲法解釈、『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)
コロナ禍で明らかになった緊急時の立法機能の維持という課題を解決するため、これまでも繰り返し(2月10日のブログ、2月17日のブログ)主張してきたことが、こうして形になったことは感慨深いです。
開会そのものが与野党の政治対立の材料になり、開かれたとしても「言いっぱなし」に終止しがちなこれまでの憲法審査会から、定例日に議論し、その結果をまとめることができる新たな憲法審査会に生まれ変わったと言っても過言ではありません。
これからも「対決より解決」「改革中道」の立ち位置で、国民のためになる政策を一つでも多く実現していきたいと思います。