マイナンバーカードと公的個人認証サービス対応スマートフォン(マイナンバーカードを読み取り可能なスマホ)を利用すると、さまざまなサービスが利用できるが、マイナンバーカードの利便性向上のため、コンビニなどに設置されたキオスク端末(マルチコピー機)で署名用電子証明書の暗証番号(大文字の英字・数字で6~12桁)の初期化・再設定を行うサービスがスタートした。J-LIS(地方公共団体情報システム機構)が発表した。

コンビニでのマイナンバーカードの署名用電子証明書用暗証番号初期化サービスがスタート、まずはセブン・ローソンで
マイナンバーカードの利便性を高める新サービス(画像=『BCN+R』より 引用)

 マイナンバーカードは、一人一人に発行された、生涯変わらない12桁のマイナンバー(個人番号)が記載されたICチップ付きのカード。マイナンバーカードを読み取り可能なスマホである、iPhone 7以降のiPhoneと、NFC搭載Androidスマホ(対応機種一覧にある機種のみ)ならマイナンバーカードを読み取り可能だ。

 コンビニでの署名用電子証明書用暗証番号初期化サービスは、2022年2月28日からセブン-イレブン、3月1日からローソンで開始。マイナンバーカード、マイナンバーカードを読み取り可能なスマホ、スマホ専用アプリ「JPKI暗証番号リセット」、利用者証明用パスワード(数字4桁)があれば利用できる。

 専用アプリによる事前予約(要マイナンバーカード)と顔認証の活用により、事前予約完了から24時間以内に限り、キオスク端末にマイナンバーカードをかざし、署名用電子証明書の暗証番号(大文字の英字・数字で6~12桁)の初期化(ロック解除)・再設定ができる。利用手数料は無料。

コンビニでのマイナンバーカードの署名用電子証明書用暗証番号初期化サービスがスタート、まずはセブン・ローソンで
不明点はコンビニ店員ではなくフリーダイヤルのコールセンターへ(画像=『BCN+R』より 引用)

 利用者証明用パスワード(数字4桁)の初期化(ロック解除)・再設定は不可で、その場合は、従来同様、居住する自治体の窓口に出向く必要がある。署名用電子証明書用暗証番号初期化サービスは、その他のコンビニやキオスク端末設置施設でも順次サービスを拡大していく予定。

提供元・BCN+R

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