パナソニックは3月1日、都内で会見を開き、最近の美容意識の変容に関する調査結果と、その内容を踏まえて開発した“光美容器 光エステ”の新製品を発表した。
発表会に登壇した同社のコンシューマーマーケティングジャパン本部 コミュニケーション部 パブリックリレーションズ課の多田薫子氏は、「当社の調査によると、ステイホームを経て日用品や身近なものを家族やパートナーとシェアして使用することが増えたと感じる人は47.5%。なかでも18歳~29歳は40%、30代では60%と高かった」と、昨今はステイホームを経て日用品をシェアする“シェアードビューティー”の機会が増加していることを説明する。なかでもシェアしているのは、「化粧水などのスキンケア」(61.0%)だという。
特に変化しているのは男性の美容意識だ。ステイホームを経て、美容意識(悩みなども含む)が高まったと感じているのは18歳~29歳で60.0%。化粧品や美容アイテムについて、自身で情報を仕入れることや、進んで購入することが増えたと感じている男性も45.0%と、いずれも同年代の異性と並ぶ比率になった。
また、18年は7.0%だった光美容器の男性購入者比率は、男性のヒゲにも使用可能になった19年から伸び続け、21年には39.0%になった。ハイパワー照射モードの搭載や、男性向けの訴求を強化したことが奏功した。
こうした背景から、同社は新製品として光エステ「ES-WP98」を開発した。ダブルランプでハイパワーなだけでなく、2週間でムダ毛の目立ちにくいスベスベ肌を実感できるという。さらに、ストロングライトシステムを新たに搭載したことで、同社史上最高パワーを実現。I・Oゾーン用アタッチメントを付属し、1台でVIOゾーンをケアすることができる。
発表会にゲストとして登壇した漫才コンビ「ぺこぱ」のシュウペイさんは、「高級感あるデザインなうえに、手の届かないところまで届く使いやすさがある。脱毛の経験がない人も、これが一台あれば自宅でケアできる。どんどん効果が出るのも楽しい」とコメント。松陰寺さんは、光エステ「ES-WP98」を使用して「痛みがなく、温かいだけでしっかり肌のケアができるのは驚き」と感想を述べた。
光エステ「ES-WP98」は3月1日発売。価格はオープンだが、市場想定価格は8万2500円前後としている。
提供元・BCN+R
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