中古マンションはリノベーションの際に配管の交換を検討
専有部分の配管は個人負担ですが、一般的に共用部分の配管交換の際に合わせて行うことが推奨されています。共用部分だけを交換しても、配管が老朽化すると、漏水によって階下への水漏れ事故が起こる可能性が残ってしまうからです。
専有部分の配管を交換する場合は床や壁を壊して行います。そのため、リフォームやリノベーションで床材や壁紙を交換して綺麗な状態にしていても、配管の交換を行っていなければ、再度、壁や床を壊し、やり直すことになってしまいます。
共用部分の配管を交換する際には、管理組合の費用負担でパイプスペース部分や周辺を壊して、内装をやり直すだけで済みます。中古マンションのリノベーション前に、配管改修が行われる時期を確認するとともに、築年数や住まいの状況などから、配管の交換を行うことも検討しましょう。
費用も時間もかけてフルリノベーションで内装を一新したのに、配管交換のために内装をやり直すことになったらショックですよね。梁や柱、壁などの構造体の状態まで一度解体するスケルトンリノベーションであれば、配管の交換も行うこともできるので、そのついでに考えてみるといいかもしれません。
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提供元・RENOSYマガジン
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