
DF渡部博文(J2・レノファ山口)
昨年15位と苦しんだレノファ山口だが、2試合を終えて現在4位。最大の要因は、1失点に抑えている堅守だろう。中でも昨季ヴィッセル神戸から加わった渡部博文は、今季も主力として非常に安定したプレーを見せている。名塚善寛監督率いるレノファ山口が安定した成績を残せるかは、渡部を中心とする守備陣の継続的な活躍が必要となる。
MF田中雄大(J2・ファジアーノ岡山)
豊作と思われる今季のルーキーの中でも、相当な実力者ではないか。ここまで2試合ともにスタメン出場したファジアーノ岡山の田中雄大は、そう思わせるプレーをみせている。中盤の位置から攻守に貢献でき、非常に頑張りがきく。また、ヴァンフォーレ甲府戦でみせた正確なミドルシュートも大きな武器だ。
MF齋藤功佑(J2・横浜FC)
昨年怪我で悔しさを味わった横浜FCユースの星、齋藤功佑が2試合続けて強烈な光を放った。利き足ではないはずの左足から放ったミドルシュートで、どちらの試合でも先制点を奪ってみせたのだ。J1復帰に向け、チーム最古参の24歳にかかる期待は大きい。得点以外の部分をさらに向上させ、応えることはできるだろうか。

FWチアゴ・アウベス(J2・ファジアーノ岡山)
ファジアーノ岡山に新たに加わったストライカー、チアゴ・アウベスが2試合で3得点とチームを引っ張っている。ドリブルもシュートも積極的で、徳島ヴォルティス戦では強烈なシュートでハンドを誘発しPKを獲得するなど、はやくもチームに欠かせないプレーヤーとなった。このクオリティを継続できれば、チームとしてはJ1昇格、個人としては得点王という大きな結果が見えてくる。
FW山根永遠(J2・ザスパクサツ群馬)
第1節、昨年18位だったザスパクサツ群馬はモンテディオ山形を相手に勝利を収めた。決勝ゴールが生まれたのは42分。グラウンダーのパスを右サイドから左サイドまで繋ぎ、最後の仕上げをしたのが山根永遠だ。ダイレクトでニアサイドに決めてみせたのだった。ドリブルでも脅威となれる選手であり、良いスタートを切った今季はキャリアハイのゴール数を期待したい。
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