
明治安田生命J1リーグのFC東京でプレーしていた日本代表MF橋本拳人(28)は現在ロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のロストフに在籍している。その橋本拳人が滞在しているロストフ市内では、欧米側のスパイが潜伏しているという騒ぎが起こっていたようだ。2日、ロシアメディア『DON24』が伝えている。
ロシア軍は先月24日からウクライナ国内の軍事施設や空港のみならず民間人の住むアパートや病院などに対してミサイル攻撃を展開。ウクライナ軍が必死の抵抗をつづける中、今月1日にはハリコフ市内にある州政府庁舎を爆撃するなど、ここにきて一段と攻勢を強めている。
一方、ウクライナとの国境に隣接するロストフ州ではウクライナ軍のものとみられるミサイルが少なくとも14発着弾。また、ロシア当局はロストフにあるプラトフ国際空港などウクライナ国境付近に位置する複数の空港を一時的に閉鎖するなど緊張が走っている。
『DON24』の報道によると、戦争激化をうけて欧州安全保障協力機構(OSCE)の一行がウクライナ南東部のドンバス地方から国境を越えてロシア側に移動。今月1日にロストフ市内のホテルにチェックインしていた。また、この一行にはロシアを含む57か国の代表者が含まれていることも確認されている。
しかし、ロストフの市民団体や一部の活動家がOSCEがスパイ活動を行っていると非難。ホテル前でロシア国外への退去を求めるデモを展開していた。すると、OSCE一行は2日にロストフ市内のホテルを出発。ただ、OSCEのメンバーは報道陣の質問に一切応じることなく、次なる目的地を明かすこともなかったという。
なお、ロストフのホームスタジアムであるロストフ・アリーナからウクライナ東部の主要都市ドネツクまではわずか200kmである。また、国際プロサッカー選手会(FIFPro)は国際サッカー連盟(FIFA)に対してロシア国内クラブ所属の外国人選手に対してシーズン途中での契約解除を無条件に認めることを求めている。
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