日本生産性本部サービス産業生産性協議会が実施した顧客満足度調査に基づく2021年度JCSI(日本版顧客満足度指数)で、スーパーマーケットではオーケー、コンビニエンスストアではセイコーマートが1位となった。

オーケーの1位は11年連続、セイコーマートは6年連続。スーパーの2位は業務スーパー、3位は西友だった。コンビニではセブン-イレブンが2位、ミニストップが3位となった。

調査期間は21年12月8日から17日で、10業種で84の企業・ブランドについてインターネットで調査を行い、約2万6000人から回答を得た。スーパーについては3カ月以内に2回以上、コンビニについては1カ月以内に2回以上利用経験のあるモニターを選定した。

スーパー・コンビニ以外の業種では、百貨店が阪急百貨店、家電量販店はヨドバシカメラ、生活用品店/ホームセンターは無印良品、ドラッグストアはディスカウントドラッグコスモスがそれぞれ1位となった。

■2021年度JCSI(日本版顧客満足度指数)顧客満足スコア

スーパーマーケット

1位オーケー76.4
2位業務スーパー72.7
3位西友70.5
4位イオン69.7

コンビニエンスストア

1位セイコーマート76.5
2位セブン-イレブン68.7
3位ミニストップ68.4

ドラッグストア

1位ディスカウントドラッグコスモス76.6
2位サンドラッグ72.6
3位ウエルシア71.1
ツルハドラッグ71.1

提供元・DCSオンライン

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