ニューバランスジャパンは3月2日、日本初の「GREY」コンセプトのライフスタイルストア「ニューバランス ニュウマン新宿店」をオープンする。オープンを記念し、リボンを使ったアートワークで知られるユニット「RIBBONESIA(リボネシア)」による「GREY」をテーマにしたインスタレーション展示や、オープンを記念したプレゼントキャンペーン、Made in U.S.A.「M992GR」のWEB抽選販売を予定している。
1980年に当時の市場最軽量ランニングシューズ「620」に初めてグレーカラーを搭載して以来、ブランドのフラッグシップモデルやブランドとしての新しい提案を世に出す際のファーストカラーは決まって「GREY」。「ニューバランス」にとって「GREY」は大胆な挑戦を世の中に提示する度に使ってきた、ブランドを象徴する色だ。そんな「GREY」をテーマに誕生したライフスタイルストアは、北京、香港、上海に次ぐ4店舗目として日本で初めてオープンする。コンクリートと温かみのあるウッドでデザインされたクリーンでニュートラルな空間で、ライフスタイルカテゴリーのアパレルとフットウェア、アクセサリ-を販売する。店内には360度足を正確に計測する3Dスキャンを設置。
リボンアートユニット「RIBBONESIA」はブランドを象徴するカラーであり新店のコンセプトであるグレーと、「ニューバランス」のアイコニックモデルであるグレーの「574」をモチーフに作品を制作した。ウィンドウと店内中央には、「574」とシューボックスにリボンを組み合わせたタワーを展示。シューズの緩衝材がグレーのリボンに変わり、空間とアイテムに華を添えるように、煌びやかな模様を紡ぎ出す。またエントランスにはリボンで形づくられた「574」が飾られる。繊細なリボンの造形とともに、シューズのフォルムの美しさを表現した作品だ。さらに、マネキンやストアスタッフが身につけるグレーのコサージュも「RIBBONESIA」による小さな作品だ。
「RIBBONESIA」は今回の参加にあたり次のように語った。「普段、華やかなカラーパレットを使うことが多いですが、今回はストイックに無彩色にこだわりました。グレーの階調からも様々な色彩を感じてもらえるはずです。ウィンドウにランダムに積み上げたシューズボックスは、ビルのようであり、樹木のようでもあり、都市と自然の共存共生をシンボライズしました。また「574』のフォルムをリボンで再現した作品では、ニューバランスのアイコニックモデルが持つフォルムや存在感を表すのに苦心しました。リボンの光沢感から生まれる流れや躍動感に着目してもらえればうれしいです」。
そして、これまで「ニューバランス六本木19:06」「T-HOUSE New Balance」、「ニューバランス」公式オンラインストアで展開していた「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」も販売。米ボストンに拠点を置くニューバランスブランドが日本との長年にわたる関わりの中から生まれ、アメリカと日本のメンバーからなるデザインチームが開発を手掛ける新たなブランドだ。他にも、ライフスタイルアパレル「MET24(メット24)」女性ラインの店舗限定カラーのパンツ、環境に配慮した素材を採用したニューバランスの「グリーンリーフ」基準のアイコニックモデル「574」などニューバランスのライフスタイルカテゴリーを代表するフットウェア、アパレルを用意する。
文・関根美紅/提供元・SEVENTIE TWO
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