「ブルガリ(BVLGARI)」は2月24日、ラグジュアリーの更なるサステナブルな未来を作る取り組みの一環として、新たな「ブルガリ メンズレザーグッズコレクション」を発表した。同コレクションのキャンペーンには、「ブルガリ」のアンバサダーであり俳優・アーティストの山下智久を起用した。

同コレクションは、環境への影響を最小限に抑えながらも、品質の高さとアイコニックなデザインの両立を具現化する、環境に配慮したものだ。横長のトートバッグやブリーフケース、メッセンジャーバッグなどのクラシックなフォルムが際立つアイテムから、コンテンポラリーなカメラバッグやベルトバッグ、バックパックまで、モダンでダイナミックな精神を体現する13点のクリエーションが揃う。

古代ローマの大文字を採用し、「ブルガリ」のロゴに命が吹き込まれたような各クリエーションは、メタルフリーのグレインカーフレザーとスムースカーフレザーの組み合わせにより生まれた「バイマテリアル」を使用している。同素材は、エネルギーや水の使用、廃棄物の処理やリサイクル、規制物質の管理などの環境パフォーマンスにつながる要素を重視した製造工程を経ていることを意味する、「レザーワーキンググループ」の認証を受けたなめし革工場から調達された。ブラック、アイヴィーオニキス、オリンピアンサファイアカラーの素材を外側に用い、内側には、外側とマッチするオリンピアンサファイアカラーの再生ナイロン「ECONYL®」を使用。縫製に使用する糸やファスナーテープはすべて、サステナビリティを考慮したリサイクルポリエステル100%を用いている。ストラップにも同素材を使用し、すべてにブルガリのロゴ刺繍をあしらった。

同コレクションでは、梱包においてもプラスチックの使用を最小限に抑えている。責任ある管理がなされた森林から調達された素材を使用したカートンを使用し、竹繊維100%の保護材を敷き詰め、オーガニックコットン100%のバッグを添えて出荷される。

今回のキャンペーンヴィジュアルの起用に際して、山下智久は次のように話した。「今回の撮影コンセプトが『山下智久の日常の延長線にあるスタイル』だったので、リラックスして撮影に臨むことができました。実際、自分が普段使っているようなバックパックもあり、既視感と申しますか、撮影中にすでに愛着がわいてきました (笑)。私服ではシンプルなモノトーンを好むことが多いですが、イタリアらしい鮮やかな新色のカラー達は僕のモノトーンのスタイルにもあいそうです。商品開発コンセプトにあるサステイナビリティにも共感しました。『良い靴は履き主を良い場所に連れて行ってくれる』という諺を聞いたことがありますが、良いバッグにも同じことが言えると思います。身軽にバッグひとつだけを持ち、次はどの街へ旅に出ようかと想いを巡らせることがあります。ブルガリのバッグが『人生という旅』において、あなたの夢を叶える場所に連れて行ってくれることを願ってやみません」

「ブルガリ」がサステナブルな新作レザーコレクションに山下智久を起用
(画像=『SEVENTIE TWO』より引用)
「ブルガリ」がサステナブルな新作レザーコレクションに山下智久を起用
(画像=『SEVENTIE TWO』より引用)

文・関根美紅/提供元・SEVENTIE TWO

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