
(画像=プーチン氏 クレムリン公式HPより、DKosig/iStock、『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)
そして、最初の就任からの23年間に、アメリカではブッシュ、オバマ、トランプ、バイデンと交代し、日本はさらに頻繁に、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦、そして安倍晋三が復帰、そして菅義偉、岸田文雄とめまぐるしく12人が激しく代わっている。
日本の次にひどいのは、イタリアで現在のドラギまで11人。いちばん安定しているのは、ドイツと中国の三人である。
ちなみに、1990年に誰がリーダーだったかを見ると、海部俊樹、ブッシュ父、サッチャー、ミッテラン、コール、アンドレオッティ、盧泰愚、ゴルバチョフ、江沢民、マルルーニといった人たちだ。
それでは、内閣制度ができた1885年12月に伊藤博文とクリーブランド以外は誰が指導者だったかというと、イギリスはソールズベリー首相、フランスはアンリ・ブリッソン首相、ドイツはビスマルク首相、イタリアはアゴスティーノ・デプレーティス首相、李氏朝鮮の領議政は沈舜澤、清国は李鴻章が直隷総督、ロシアは宰相にあたるポストがなくアレクサンドル三世が主導権を取っていた。カナダはジョン・A・マクドナルドが首相だった。
さて、何人の名を知っておられるだろうか。
文・八幡 和郎/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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